こんにちは、ぱんだぬきです。
先日、もちふわ食パンクックという
手作りパンキットを買いました。
東洋アルミの製品です。
中味はこの三点セット。
届いて直ぐ、とりあえず型を空焼きして準備しました。
さすが金属加工メーカー、しっかりした型です。
底辺12cm角、高さ6cm。
側面は垂直に立ち上がっていて
縁は切りっぱなしでは無く折り返して安全です。
<説明書通りにまずは作ってみました>
うまくできませんでした。
それはぱんだぬきのいつもの作り方と違うから。
このパン作りセットは
オーブンを使わないでトースターで!が売り。
でも粉に対して、どうも水が多すぎ、
赤いシリコン容器の中ではうまく捏ねられず、
かなり粉を足したり、
温度が低い為でしょうが、発酵が遅く、
トースターで焼くのもビクビクで、
なのに結局焦がしてしまう・・・
という、初めてにありがちな失敗でした。
でもなあ・・・これじゃあ、失敗の原因は究明できず
ぱんだぬきのこどもパンレシピなどと比較できない。
<付属スプンの容量を知る>
そこで、まず、いつものパンと分量を比較できるように
附属のカップの容量を計りました。
透明スプーンは上まで水を入れると100ml、
料理用カップ1/2とおなじです。
よく見るとラインがあって、
そこまでだと70mlのようです。
ちいさい方はラインまでが5mmlで、
それは料理用小さじ1とおなじ・
上まで入れると30ml。
<もう一度説明書の基本のパンを焼く>
粉は大スプン2杯。一般に200mlの粉は100gですが、
実際に附属の透明スプンで強力粉をすくって擦りきると
60gでしたので、120gを使いました。
イーストは小スプンのラインまでなので、
小さじ1を擦りきって入れます。だいたい3gです。
砂糖は小スプンラインまで2杯、小さじ2で6gです。
バターは10gとあるので重さを計りました。
水は大スプン1とありますが、
120gの粉に100mlの水では
明らかに多すぎるのでラインまでの70ml。
それでも容器の中でこねるのはうまくいかず、
台に出して捏ねてしまいました。
先日買ったシリコンマットの上でこねるのは楽ちんでした。
赤い容器に戻して
ラップを掛けるように書いてあったけど、
洗濯ばさみで上をつまんで
部屋は寒いのでオーブンレンジで40度で発酵。
膨らんだのがわかるでしょうか
発酵終了後、俵に成形して、
ショートニングを塗った型に入れます。
またオーブンレンジでこのくらいに大きくなるまで発酵させて
(しっかりガス抜きをして成形したので発酵に時間がかかりました)
200℃で25分焼きました。
焼けたらすぐ型から抜きます。
冷めてからカットしてみました。
山食パンの上だけみたい。(笑)
楽しいです。
捏ねるのや最終発酵に結構時間がかかってしまって
粉を計るところから焼き上げまで2時間半でした。
台でこねちゃったほうが早いし、美味しいなあ、
作り慣れたぱんだぬきは思いました。
赤いシリコンの容器は捏ねるのにはちょっと・・だけど
粉量100~150gの生地だったら発酵容器にして
型全体に蓋のようにして乾燥を防げそうだし、
工夫次第でもう少し楽しい作り方ができそう。
<子ども教室のゴマ食パン1/2斤を焼いてみた>
おまけですがゴマ食パンをこの型で作ってみました。
こどもパン教室で高学年の子どもたちが作る今月のパンです。
こどもパン教室で子どもたちは二人で一本
一斤型で作っているものです。
ぱんだぬき先生の分の1/2斤を焼くのに
ちょうどよかったです。
粉150g、水は100mlほどです。
トースターで焼くには高さがありすぎますが
オーブンで焼くなら、この量がちょうどいい感じです。
計量スプンとシリコンの器はともかく、
この半斤型はなかなか素敵です。
いい買い物しました。