たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

国産小麦でいつもの食パンと餡食パン、葡萄パン ハーフ&クォーター&クォーター

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

いつもはイーグルという一般的な強力粉を

食パンにも菓子パンにも愛用しています。

 

しかし、最近はいろんな粉が

製菓材料店に揃えてあって1㎏ずつ買えるので

気になる粉を試してみています。

 

初回ははベルムーランという粉で

いつもの食パンを焼きました。

 ベルムーランは北米産、イーグルに似た粉です。


今回は国産小麦で作ってみようと

「春よ恋」という小麦粉を使いました。

国産小麦粉はグルテンが弱くてうまく膜が出来ず

あまり膨らまずモチモチ感が強い、

というイメージがあって不安はありましたが、

水70%でいつもの食パンと同じ配合です。

 

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捏ねてみると案の定、

20分捏ねても水和が進まず、

強めの丸めや成形を行いながら

無理やり発酵、ベンチ、焼成と続けて焼くことに。

 

一次発酵終了時に生地がべとつき、

たぶん好みのパンは仕上がらないな、

二斤を角食パンにしても食べきれないと判断。

そこで4分割してベンチタイムを終えた後、

2玉はそのまま白い食パンに成形し、

1玉には粒あんを巻き込み餡食パン、

1玉にはレーズンを巻き込んでブドウパンに

それを二斤型に入れて焼きました。

 

いわばハーフ&クォーター&クォーターです。

 今朝の朝食は食パンざんまい。

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 普通の食パンはそのまま食べてもモチモチ。

キメは荒めでツヤは足りないかな、

型の下の方が目が詰まっています。

重い食パンです。

水が多すぎたんですね。

 

トーストしてみると、

耳までサクサクしているんですが

内層のモチモチがさらに増しました。

口の中でお団子になってしまいました。

やっぱり、水が多過ぎ。

 

レーズンパンはレーズンの重みで

白食パンほど上に膨らまず。

餡食パンは餡の食感とモチモチの相性が良いようでした。

発酵バターを付けて食べるのがなかなかおいしい。

 

残り500gの「春よ恋」は

次に作る時には水も油脂も減らして食パンにするか、

餡パンやクリームパンのような和風の菓子パンにするか。

餡食パンをもう一度作ってみるか。

モチモチ感を生かしてハードブレッドにするか。

楽しい悩みが出来ました。