こんにちは、ぱんだぬきです。
いつもはイーグルという一般的な強力粉を
食パンにも菓子パンにも愛用しています。
しかし、最近はいろんな粉が
製菓材料店に揃えてあって1㎏ずつ買えるので
気になる粉を試してみています。
初回ははベルムーランという粉で
いつもの食パンを焼きました。
ベルムーランは北米産、イーグルに似た粉です。
今回は国産小麦で作ってみようと
「春よ恋」という小麦粉を使いました。
国産小麦粉はグルテンが弱くてうまく膜が出来ず
あまり膨らまずモチモチ感が強い、
というイメージがあって不安はありましたが、
水70%でいつもの食パンと同じ配合です。
捏ねてみると案の定、
20分捏ねても水和が進まず、
強めの丸めや成形を行いながら
無理やり発酵、ベンチ、焼成と続けて焼くことに。
一次発酵終了時に生地がべとつき、
たぶん好みのパンは仕上がらないな、
二斤を角食パンにしても食べきれないと判断。
そこで4分割してベンチタイムを終えた後、
2玉はそのまま白い食パンに成形し、
1玉には粒あんを巻き込み餡食パン、
1玉にはレーズンを巻き込んでブドウパンに
それを二斤型に入れて焼きました。
いわばハーフ&クォーター&クォーターです。
今朝の朝食は食パンざんまい。
普通の食パンはそのまま食べてもモチモチ。
キメは荒めでツヤは足りないかな、
型の下の方が目が詰まっています。
重い食パンです。
水が多すぎたんですね。
トーストしてみると、
耳までサクサクしているんですが
内層のモチモチがさらに増しました。
口の中でお団子になってしまいました。
やっぱり、水が多過ぎ。
レーズンパンはレーズンの重みで
白食パンほど上に膨らまず。
餡食パンは餡の食感とモチモチの相性が良いようでした。
発酵バターを付けて食べるのがなかなかおいしい。
残り500gの「春よ恋」は
次に作る時には水も油脂も減らして食パンにするか、
餡パンやクリームパンのような和風の菓子パンにするか。
餡食パンをもう一度作ってみるか。
モチモチ感を生かしてハードブレッドにするか。
楽しい悩みが出来ました。