こんにちは、ぱんだぬきです。
今日は変な天気でした。
11月20日と言うのに、
半袖Tシャツ1枚でも暑い。
風は強く今にも降ってきそうな暗い雲。
でも、明日から三連休。
世間様のおやすみの日には
いつものスーパーに行かないようにしているので
今日は三日間の食料を仕入れに行くしかない。
いつものスーパーは天気の悪いせいか
いつもより空いていたのでゆっくり買い物できました。
普段素通りするパン売り場を
久しぶりにゆっくり見ました。
ぱんだぬきはパンを焼くので
パンを買うことはあまりありません。
勉強のために、流行を知るために、と
パン屋さんで買うことはありますが
スーパーで買うことはめったにないです。
でも、今日は買ってみました。
パスコがこのところ力を入れている
食事系のパンです。
右端はキューピーが出している
「ツナマヨ」です。
サンドイッチやトースト用に
もう混ざっている便利商品です。
こういうのもたまに買ってみます。
国産小麦のクルミロール。
4個入り、129円(税別)
ことし、ぱんだぬきの教室で
小麦をカナダアメリカ産から国産に変えたので
スーパーで売っている国産小麦のパンを試したいと
これを選びました。
ノット成型の小型パン。
ふんわりと柔らかで甘い生地に
刻んだくるみが入っています。
そのままでおやつにも朝食にもいいかな。
国産小麦の甘みと言うよりは
甘味をつけてあるパンだと思いました。
個人的にはもう少し弾力や噛み応えが欲しいです。
成分表示です。
いろいろ入ってますね。
じつは
国産小麦シリーズで塩バターパンもありましたが
と言うのが引っ掛かって買う気になれませんでした。
国産のバターだけで作ってほしいなあ…
でも、たぶん、バターだけでは量産に向かないのでしょう。
今月、塩バターロールを教室で作っているので
本来なら塩バターのほうを試してみるべきでしたが
どうもマーガリンの風味が苦手で、
その風味にばかり気が行って正当に評価できないのです。
パスコさん、ごめんなさい。
もう一つは
超熟シリーズのフォカッチャです。
4切れ入り 149円(税別)
今年度、ぱんだぬきの教室はフォカッチャシリーズ。
子どもたちも知っているパスコのフォカッチャも
食べてみなくては、と思っていたのを実現。
こちらは国産小麦粉を小麦粉の3%使っているのが売りです。
3%かあ…塩よりちょっと多いくらいです。
国産粉を増やすと値段が上がっちゃうのかな。
米粉も配合されています。
湯種製法だとも書いてあります。
食べてみると、湯種ですから、やはり柔らかくて、
よく言えば歯切れのよい、引きの弱いパンです。
余計なものはあまり入っていない香りがします。
こちらの方が食事パン向きです。
パッケージにもそう書いてあります。
それにしても、
スーパーの袋入りパンはどうしてこんなに安いのか。
1個当たり35円とか40円。
家庭製パンは
量産のパンと違って材料も小分けで買うし
一度にたくさん焼くわけではないから
光熱費もどうしても効率が悪い。
ぱんだぬきの教室のパンはこんなに安くは焼けません。
これじゃ勝てないな…とへこみかけました。
でも、
でも、そんなことはないです。
ぱんだぬきの焼くパンは
こういうパンとは全く違うと思います。
子どもパン教室で子どもたちの焼く
超時短フォカッチャは素材も少なくて
何がどんな働きをしているかわかって作ることができます。
素朴だけれど本来の美味しさがあるし
自分の体調や好みに合わせて、
口当たりや味を変化させることもできます。
自分で作ること、
ここに大きな意味がある。
そう、
目指しているのはスーパーのパンじゃなくて
リテイルベーカリーのこだわりのパンのほう。
食べる人を思い浮かべて
作り手の思いのままに作るパンでした。
久しぶりに袋パンを食べて色々考えました。
コロナで教室時間を短くして、
今は自由度の小さなパン作りしか教えられていません。
早く、コロナが収束して、以前の様に
それぞれの好みに合わせたアレンジを加えて
生徒さんがそれぞれ自分だけのパンを作れる日が来ますように。