たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

牛肩ロースステーキに秘策あり

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

自家製コーンビーフのポトフは

二日にわたって食べました。

 

www.pandanuki.com

 

昨日は、近所のスーパーで

アメリカ産の牛肩ロースのステーキ用が特売でした。

国産の豚ロースよりも安いのです。

600円ほどの小さめの一切れを買ってきました。

夫さんと二人で一切れです。

輸入肉を美味しいステーキにするのに、

ちょっとした秘策があるのです。

 

それは、「干物」です。

 

昨夜は放射冷却で気温は下がり、

今朝は明るい乾燥した好天です。

朝から肉に塩こしょうをして網に乗せ、

ベランダの日向に出しました。 

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途中一回返して、合計3時間ほど日に干すと

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こんな感じに表面が乾いて色が変わります。

これをビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

鰺の干物ならぬ牛の干物です。

焼く一時間ほど前に出して室温に戻します。

今日の夕飯は牛の干物のステーキとラクレット

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切り口はこんなです。

焼き上がりをしばらくアルミホイルで保温して

カットしたのですが、ちょっと早かったかな。

あと3分くらい、おいてから切ればよかった。

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焼き汁に赤ワインとトマトペーストを足したソースと

お正月に長男がお土産にくれた

トリュフソースを添えていただきました。

 

鰺でも塩焼きより干物の方が

味が凝縮されて美味しくなるように、

牛も干物にすると味が凝縮されます。

短時間で熟成肉の味わいになります。

からっとした天気の良い日に干すのがミソです。

 

表面を多めのオイルでカリッと焼いて、

あとは低温でゆっくり火を通した方が

美味しくなるように思います。

 

もう少し厚いところだったら

表面を焼いてから130℃くらいのオーブンで

10~15分焼く方がたぶん確実です。

 

御馳走様でした。