たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

おひなさま

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

 

女の子のいるお宅ではもう

お雛様を飾っているころですね。

 ぱんだぬきの家のリビングに古い雛飾りの写真があります。

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ぱんだぬきには一人女の子がいますので

7段飾りだったかな?のひな人形が、

娘の部屋(だったところ)にしまってあります。

最後に飾ったのは和室を防音室に改装する前だったので

おそらく15年くらい前です。

 

この雛人形は娘が生まれた時、

ぱんだぬきの実家の両親が買ってくれたものです。

今の家に引っ越してきてすぐに娘が生まれたので

新居に大きな雛飾りでした。

 

ぱんだぬきの父は古い考えの持ち主で、

それは夫の実家の母もそうだったので、

ぱんだぬき世代親世代の主流派だったかもしれませんが

節句の雛飾りは嫁の実家が用意するもの、でした。

ぱんだぬきは、せっかくなのでその風習に乗っかって

当然のように雛人形をねだりました。

 

実家には母にも姉にもひな人形があったのですが

ぱんだぬきは次女なので持ってなかったのです。

 

でも、これからの時代は出し入れの大変な

大きな段飾りは必要ないので

三段飾りが欲しい、といいました。

 

 

一緒に買いに行くと言う考えは思い浮かばず、

送られてきたのは7段(か8段)の大きな雛飾りでした。

小さな和室を占領する段飾り。

床の間に飾る上品で小さい三段飾りを欲しいと言ったのに。

 

「大きい方が華やかで綺麗だった」

「三段飾りは小さいのに高かった」

 とのことでした。

 

 

節句には雛飾りをし、

娘に晴着を着せました。

今も、リビングに写真が飾ってあります。

20数年前の若かりし頃のぱんだぬきの娘です。

両家の両親を呼んだかどうか

今となっては記憶はあいまいです。

 

幼稚園のころまでは

お雛様は毎年飾り、

お友達を誘ってお雛様を祝ったりしました。

だんだんと部品が減ってきて。

飾り方もあいまいになってきて、

人形の髪も着物も少しずつ乱れてきて

・・・

和室を防音室にしたところでぱったり。

飾らなくなりました。

スチールの重たい雛壇は

数年前に粗大ゴミに出しました。

 

そのころ、お内裏様だけでと考えましたが

あの時小さな雛様を買ってくれていたら・・・

と思ってしまって、飾れませんでした。

希望を聞いてくれなかった事への

心の中のわだかまりは抜けないです。

 

 

飾る事も無くなって10年以上。

昨年結婚した娘もお雛様の存在など忘れていそうです。

娘に持って行って飾るかどうか聞いてみなければ。