たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

やっぱり東京が好き、そして出てみてわかった厚木の良さ

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

GWに突入しました。

4月になって新学期が始まり、

コロナも少し治まってきた様子で

新しいことがどんどん動き始める予感がします。

 

東京でのパン教室も1年以上過ぎました。

我楽田工房さんのシェアキッチンも

私がコロナ禍一年目に訪問した時から

どんどんいろいろな人が出入りして

ワクワクする空間がますます活気を帯びています。

 

東京クラスは二年目に入った生徒さんたちに加えて

後輩たちが加わり、パワーアップしています。

 

お母さんに連れられて、

嫌々やってきて、涙目で粉を混ぜ始めた子も

叩きこね始めるころにはどんどんパン作りに引き込まれ

最後はにこにこ。

もうパン教室の虜です。

おいしそうに試食をして、手を振って帰っていきました。

 

ああ、ほんと、子どもパン教室って素敵な仕事!

東京へ出てきてよかった。

 

我楽田工房さんでのまずまずの滑り出し

いや、コロナ禍という逆境の中で考えたら

我楽田工房さんの協力もあっての大成功。

 

東京なら、人が多く、交通機関が発達しているので

より多くの人にアクセスできます。

より多くの子どもたちにパン教室を届けられる。

こんな素敵な街は他にありません。

やっぱり東京。すごい。

 

そういう東京を目指してきた人たちが

努力や工夫を重ねて頑張っています。

リスクを背負って自分の店を持った人、

人との繋がりを大事にしたいと事業を始めた人

世界を旅して、東京に戻ってきた人。

 

我楽田工房さんで、

ふと入ったカフェで、

散歩の途中で立ち寄った店で、

そういう人達にたくさん出会うことができました。

どの人からも、私は元気をもらうことができました。

 

やっぱり東京好きだなあ。

今年は小さくても自前の教室を東京に持つぞ、

そこを拠点に子どもパン教室の輪を広めるぞと

準備を始めました。

私も頑張るぞ。

東京で勝負するのね?

じゃあ、厚木の教室はやめちゃうの?

そう聞かれることも増えてきました。

 

厚木に越してきた三十年前は

運転免許もない、(それは私の勝手ですが)

近くにお店もほとんどない、

三人の子どもを連れていく美術館や動物園もない

そんな厚木が好きにはなれませんでした。

 

子どもの手を引いて

牛乳も卵もトマトも買う。

パンを買ったら必ずつぶれてました。

 

だから、パンだって自分で焼くしかなかった。

子ども連れで外食なんかできないから

美味しいものは自分で作るしかなかった。

 

でも、気が付いたら、

パンの腕も料理の腕も上がっているし、

徒歩圏に大きなスーパーもホームセンターもできたし

(本屋さんはなくなっちゃったけど・・・・)

 

何より、子どもを育てる間に出来た人との繋がりは

一石二鳥に構築できるようなものではなく、

20年自宅で行ってきたパン教室は地域に密着しています。

 

好きじゃなかった厚木の街も、

TVのロケ地になることが多く

ドラマでは知っている町が映ると、

あ、あそこは一番街だ、

ああ、相模川のほとりだね

と一生懸命観てしまう自分がいます。

 

厚木、いまでは「住みたい街ランキング」の上位常連です。

それが嬉しい自分は

やっぱり厚木も好きなんだな、と実感します。

 

これから先、東京・厚木の二拠点で

頑張って行こう、と

決意(それほど強くないかもしれないけど)を新たにした

GWのぱんだぬきです。

 

 

今週のお題「好きな街」