たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

大山の巨大かき氷、三度目の正直で長蛇の列に納得

 


こんにちは、ぱんだぬきです。

 

梅雨が明けて夏の日差しがやって来て、

小中学校もやっとやっと夏休みになって

あさの挨拶も、

「よく降りますねえ…」から

「朝から暑いですねえ・・・」に変わりました。

 

先日、ふわふわかき氷は氷の温度がカギ、と

TVで聞いて、ふと昨年食べられなかった

かき氷を思い出しました。

 

大山(神奈川の大山は「おおやま」と読みます)の

参道の一番手前のお土産屋さんで

大きなかき氷を出しているのです。

夏休みにはなったけど、

まだお盆休み前でチャンス!と

夫さんと車で出かけました。

 

ついてみると駐車場はいっぱい。

車で駐車場に並んで入り、

順番待ちをしてお店に入り、

注文をしてからまた待って

待って、待って・・・・

向かいのお土産店を眺めていました。

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向かいのお土産屋さんにも氷の旗。

角にある「かどや」さん。

風情あります。

その下にはフジカラーの看板。

「フィルムあります」の文字。

・・・フィルムあるんだ…

ガラス戸に張ったフジカラーのシールの向こうに

ガラスのショーケース。

その上にある小さなガラスのショーケースは

昔よく見かけた、フィルムや「写ルンです」用の

ガラスケースです。

ホントに、フィルム今でも売ってるのですね。

 

昔から参拝客、登山客をもてなしてきた、

参道入り口のお土産屋さんなのですね。

素敵でした。

やっとやっと出てきたかき氷がこちら。

店員さんが氷の山が崩れないように

そろそろと運んできてくれました。

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すっごくおいしそうで早く食べたい気持ちが勝ち、

こんな色の写真しか撮れてません・・・

もっと鮮やかで美しいのですよ、本物は。

窓際の席の逆光でこんな感じに映っちゃいました。

 

<粒イチゴミルク>

きれいな赤の、いかにも濃厚なイチゴソースと

 たっっぷりの練乳がスイカのような縦縞に

掛けてあります。

高さは軽く30㎝程に見えました。

 

宇治金時

やはり山の氷に抹茶ソースが

たっぷり掛かっていますが、

練乳と茹で小豆が別添えです。

 

大きくて、食べきれるかな・・・・

 

心配無用でした。

屋根の下ですが汗の吹き出す暑さ、

ふわふわのかき氷。

 

うちのテーブルに氷が運ばれてくる前に、

隣の席の中学生くらいの兄弟が

二人で一つ注文し、

「取り皿ください」と頼んでました。

取り皿を運んできたお店の人から、

「取り分けちゃうと氷がつぶれちゃうから

取り分けないほうがおススメよ…」と。

これが有益な情報でした。

 

スプーンを横から入れて

そっと持ち上げて口に入れると

柔らかな氷がふわっと口の中で溶けて行きます。

イチゴソースは濃厚ですがフレッシュ。

ジャムの味(火の通ったイチゴの味)とは違います。

あの濃厚さはどうやって出してるんだろう?

練乳とばっちりの相性でとても美味しいです。

 

隣の夫さんを見ると、

上の方からスプンを立てて

さくさくさく、とシロップと氷を混ぜるように、

カップで売ってるかき氷を崩すように、

普通に食べているではありませんか。

そういうう食べ方では

氷はあっという間に氷水になってしまいます。

「それじゃダメだよ・・・」

 

シロップと氷を混ぜようと思わず、

氷をつぶさないことを一番に考えて

横から差し込んだスプーンで

すくいあげるようにたべる。

その食べ方が絶対に美味しいです。

 

これ、やるとやらないでは大違いです。

この夏、ふわふわかき氷を食べる時には

スプンを横からさし、

氷をすくい上げること。

是非是非試してくださいね。

 

 

こうして食べると、

あたまキ~~ンにならないまま

巨大かき氷を美味しく食べきれます。

美味しかった。

 

待った甲斐がありました。

三度目の正直で食べられて幸せ。

夫さんは並ぶのは嫌いなので、

もっと混んでしまったら、

一生ありつけませんでした。

 

すっかり涼しくなって、

お店を後にしました。

お会計の時に聞いたら、

やぱりイチゴソースは自家製ですって。

作ってみたいなあ。

 

車に戻ると、隣の中学生たちは

自転車に乗って帰っていくところでした。

この山の上まで、

何処から自転車できたんだろうなあ。

二人で一つ、分け合って。

本当はひとつずつ食べたかったろうなあ。

でも半分ずだったからこそ、

美味しいさは2倍です。

いつまでも懐かしく心に残るよ・・・

と心の中で声を掛けました。

 

夫さんとぱんだぬきは

途中卵屋さんと寄って

1㎏の小玉卵を買いました。

(養鶏場の卵売店がいくつかあります。)

殻ごとで50g前後の小さい卵。

数えたら21個でした。

 

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可愛い小さい卵たち。
いつも買っているスーパーの白玉は

表示では52g~76g12個入りですが、

以前計った時、一番小さいものでも58gでした。

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このときの小さいものも、

ずいぶん小さいと感じましたが

今度の小玉はホントに小さい。

 

小さい卵は若くて元気のいい鶏が産むので

エネルギーに溢れていて美味しいのだ、と

聞いたこともあります。

ホントだかウソだかわからないけれど。

 

でも、夕飯で卵かけご飯、

とっても美味しかった。

(お昼ご飯がかき氷だったのでお腹空いてたしね)

 

美味しい一日でした。

ごちそうさま。

 

pandanukichen.hatenablog.com