たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

いつもの食パン、新しいこども用クロワッサン

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

先日、久しぶりにいつもの食パンを焼いたら、

やっぱりいつもの味がおいしくて、

朝にトースト、サンドイッチ、と

どんどん食べてしまいました。

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写真は取らなかったけれど、

夫さんが近所のお肉屋さんのリニューアルオープンで

コロッケとメンチを買って来たのを挟んで

ガッツリサンドイッチもお昼に食べました。

 

そして今週は次男が帰省すると言うので、

また食パンを焼きました。

これで数日朝ごはんには困りません。

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隣にあるのはクロワッサンに見えますか?

先日から、子ども教室でリクエストの多いクロワッサンを試作しています。

 

 

先日焼いたのはこちら。

この時はどうしても60分を割れませんでした。

食べた娘は「ロールパンっぽいクロワッサンだね」と。

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今日焼いたのはこれ。

今度は50分台を達成しました。

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クロワッサンを子どもパン教室のメニューに入れたいので

ぱんだぬきが作って60分以内がファーストステップでした。

ふんわり膨らみやすい生地を使うようにし、

四つ折り一回、三つ折り一回と折り込みの回数も減らし

休ませる時間を減らす工夫をして、

やっと60分を割りました。

 

レンジパンの村上祥子さんや

本格パンが90分で焼けるの田辺由布子さんのレシピなど

色々調べましたが、60分でクロワッサンは

無謀だな・・・と思っていました。

普通のクロワッサンは

一次発酵を終えた生地にバターを包み

生地を冷やして休ませながら

三つ折り三回でバターの層を27層に作るのですが

さすがに「こんにちは」から「さようなら」まで90分の

小学生のパン教室でそんな三度の三つ折りは無理。

ぱんだぬきの大人教室でクロワッサンが

二時間半で出来るだけで充分促成レシピなのです。

大人でも難しいクロワッサンをそれより短時間で作るなんて。

 

それに、

 捏ねる→発酵→成形→発酵→焼成

という、一連のパンつくりのルーティンから外れてしまうのが

いかがなものか…とも考えていました。

 

そんなわけで、

クロワッサンをこどもパン教室のメニューに、

という発想をしていませんでした。

だから、これまでは試しもしませんでした。

でも、やっぱり作りたい、というお子さんがいて

何とかそれらしいパンにする工夫を考えました。

 

 

子どもでもこの形にまで持っていかれるよう、

もう一工夫が必要かと思いますが、

路は拓けて来たかな、と

ちょっと前向きになってきました。