こんにちは、ぱんだぬきです
ぱんだぬきは定期的に食パンを焼いています。
ニ斤型で小麦粉500g、生イーストを使った角食パン。
乳製品は使わず、ガスオーブンで焼いています。
自家用のため、この食パンは教室では作らないのですが
いつも同じパンを焼くことで、時期による粉の状態や
自分の手の感触を確かめながら作ります。
片手間で他のことに追われながら雑に作れば雑な、
目をかけて手をかけて丁寧に作れば丁寧な食パンになります。
パンの感覚を基本にリセットしてくれるパンです。
今朝焼いたのはこれ。
肩のところに白く焼き色の薄い部分、ホワイトラインが出るのが良い。
そう聞いて、このところ二次発酵を早めに切り上げて
200度で27分焼くようにしています。
その前に焼いたのはこれ。
ホワイトラインを出そうとすると、
どうしても角が少し丸くなってしまいますが
きめの細かなふんわりした食パンになりました。
毎回写真を撮っているわけではないですが、
何枚かある写真で比べてみて、
外観としては角がはっきりしているのがきれいです。
でも、型から外してすぐ写真を撮れた時と、
ちょっと冷めてからでは顔つきが変わってしまいます。
外観だけではどの食パンがおいしいか、判断が付きません。
食パンを焼くようになって20年ほどたちますが
まだまだだな、と思います。
ただ、生イーストとドライイーストでは確実に違いが出るのは確か。
日本の生イーストは日本のパン屋さんのために作られているので、
食パンの他あんぱんなどの菓子パンによく合います。
手前味噌ですがうちの食パンはおいしいと思います。
生イーストは保存がきかないので、使いにくいと聞きます。
でも、天然酵母はもっとデリケートで
時間もかかり、種継ぎも必要で安定しません。
そこが生き物で面白い、ということはわかりますが
どうして、多くのパン教室が生イーストを使わないのか、
とっても不思議に思います。
買った食パンみたいになっちゃうのがいけないのでしょうか。
生イーストで食パン、美味しいんだけどな。
ホームベーカリーでも美味しいだろうと思うんだけどな。
ということで、ぱんだぬきの大人教室では
時々生イーストを使っています。
今月のリンゴの編みパンもその一つです。