たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

11月に上野界隈を散歩した話

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

先月の話ですが・・・

東京で一日空きができまして

思い立って上野へ出かけました。

 

目的地は東京都美術館

この展覧会です。

 

 

 

6人のアーティストさんの作品の展覧会。

 

キノコを描く人。

バードカービングの人。

牧場の牛を版画にする人。

ゴリラだけを描く人。

競馬馬の写真を撮る人。

植物画を描く人。

 

キノコと鳥に強く心を惹かれました。

1月8日までの展覧会。

都立美術館のギャラリーなので、あまり広く無くちょっとの時間で見て回れます。

どなたにも、特に子どもたちにお薦めしたいと思いました。

 

 

美術館を出るとそこには秋の空。

折角上野まで出てきたから、谷中のほうまで行って来よう、と

藝大方面へ歩き出しました。

 

都立美術館と藝大の間に、藝大の旧奏楽堂が移築されています。

なんと、その日は開放日。

初めて中に入りました。

奏楽堂、ホールです。

スタインウエイのピアノ、

パイプオルガン、

そしてチェンバロが舞台に並んでいます。

 

資料室では中田喜直と畑中良輔の企画展。

小さい秋見つけた、雪の降る街をなど自筆譜など展示されていました。

中田喜直は作曲家で、私も連弾のための組曲「春がきて・・・」というのを弾いたことがありました。ほかにも、ブルグミュラーの練習曲の校訂をしている楽譜を持っていて、日本の学習者に向けての優しい解説、小さな手のための指つかいなど丁寧で弾きやすいのが気に入っています。

 

 

奏楽堂を出ると、その先には国際子ども図書館があります。

そこではこんな企画展示。

このポスターに出ている絵本は全部持っていました。

「おいしい」「絵本」とくれば見ないわけには行きません。

楽しんできました。

 

子ども図書館の建物は100年を超える建物で、建築家の安藤忠雄さんが参画して改修し今に至るものです。

 


最上階の窓、手前のシャンデリアは創建当時のもの。
同じような照明も他はレプリカなんだそうです。

 

 

子ども図書館までみて、おなかが空いてきました。

谷中方面へ。

谷中銀座の栗菓子の専門店へ。

5年くらい前だったか、初めてここへ行った時長蛇の列で断念したモンブラン

やっと頂きました。

とってもおいしくいただきました。

 

東京教室へもどり、東京都美術館ミュージアムショップで仕入れてきた、鳥獣戯画のカエルを玄関に飾りました。

教室でお茶を出す時の湯飲みは鳥獣戯画のもの。

子どもたち、同じカエルがここに座っているのに気づいてくれるかな。

 

 

本当に久しぶりの下町散歩。

満喫しました。