たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

清水から飛び降りたお買い物

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

昨日の日曜日、

ピアノサークルの日でした。

 

久しぶりに厚木市の文化会館の集会室が会場です。

 

艶消しのコンサートグランド。

大ホールからのお下がり品とのうわさがあります。

 

コロナ前でも、中々予約の出来ないこの部屋が

今月と来月は取れたそうです。

 

参加者8人で、次々弾きました。

 

私の弾いたのは

ブラームス Op117-2

      間奏曲 OP118-2

関小百合  キエフの大きくて大げさな古時計(連弾)

シューベルト 即興曲 Op172-2

ショパン  即興曲 1番(抜粋)

 

このスタインウエイは弾きやすくて気持ちよいです。

響きもきれいなので、ちょっとうまくなった気がします。

そして、もう少しちゃんと練習しておけばよかったなと

少々の後悔が残ります。

 

ww.pandanuki.com

 

たぶん、ここの文化会館には何台ものグランドピアノがあります。

大ホール、小ホール、集会室、練習室、リハーサル室・・・・

 

その中でスタンウエイのコンサートグランドはたぶん三台。

こんなのも、ホールにしては大きな買い物だったことでしょう。

こんなピアノをお家に持っている人もいるんだろうなあ・・・

 

さて、今週のお題は「人生で一番高い買い物」とのこと。

 

ぱんだぬき家の一番大きな買い物は今住んでいる家です。

でもそれは、ほぼほぼ夫さん一人のお買い物。

 

ぱんだぬきのお買い物ではグランドピアノとその入れ物(防音室)です。

一度には買うことはできず、

まず先に防音室を作り、

三年後にグランドピアノでした。

 

防音室を作ったのはピアノを再開して2年目くらいの頃です。

子どもたち3人と私がピアノを習っていました。

リビングのテレビの横に置いてあったアップライトは

5~10分の子どもの練習ならよかったのですが、

大人の練習は近所にも家族にもうるさい・・・

 

そのうち夫さんが定年にでもなったら

全く弾けなくなってしまう・・・

 

そう思って、清水の舞台から飛び降りたのです。

防音室に、サイレント機能付きのグランドピアノにしたら、

どんな真夜中にでもいくらでも練習できるようになりました。

 

子どもたちも小さかったし、

夫さんは仕事で帰りが遅く、

夜中に自分の時間ができた時に思う存分ピアノが弾けて

それはそれは楽しくなりました。

その頃が一番練習していたなあ、と思います。

 

娘が大きくなって弾けるようになると

連弾もするようにもなりました。

夕飯を家族でゆったりワインなど呑んだ後に、

片付けを後回しにして連弾を楽しみました。

 

「運命」とか「田園」とか弾くのは楽しかった。

カンタンな連弾の本をたくさん買って

片端から弾いて行ったりも。

 

中学校の合唱コンクールが近づくと

伴奏を弾いて、子どもが歌ったりもしてました。

「春に」とか「信じる」とか「手紙」とか・・・

娘が伴奏を引き受けた時には指揮の子が練習に来てくれました。

 

娘の吹奏楽部の友達が来て

アンサンブルコンテストの練習をしたりもしました。

オーケストラに在籍していた仲間が来た時には

かわるがわる伴奏を弾いて懐かしい歌を歌って行きました。

 

夫さんの会社のお友達が食事に来て

一緒にピアノを弾いたり歌を歌ったりもしました。

コロナ前にはピアノカフェと名付けた

ピアノとランチの会を開いたりもしました。

 

www.pandanuki.com

 

最近は夫さんがクラリネットを吹き始めたので

伴奏を弾くのが楽しみです。

 

子どもたちも帰省するとちょっと弾いていきます

奥さんと一緒に弾いていたり。

子どもに童謡を弾いて見せたり。

おじさんと甥っ子がピアノ室で遊んでいたり。

 

ぱんだぬきにとってとても大きな買い物でしたが

こうして振り返ると、ピアノと防音室は

おつりがくるくらい貢献してくれています。

 

まだまだこれからも活躍してくれるでしょう。

こんな素敵なコミュニケーションツールはありません。

ピアノと防音室、人生で買ってよかったNo1です。