たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

ほっぺをつねってみる

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

このところ目まぐるしい日が続いています。

 

何年もずっと言い続けていた

「いつか東京で子どもパン教室」が

ここへきてとうとう実現しました。

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今回、私の記念すべき一歩を手伝ってくださったのが

東京文京区ののシェアキッチン我楽田工房さん。

会場を貸してくださっただけでなく

まだビジネスとして一本立ちしていないから、と

惜しみなくアドバイスや集客までしてくださいました。

 

はじまりを作る「創業支援」がお仕事の一つとのことで

この子どもパン教室の準備期間中には

東京都のインキュベーション施設に認定されていました。

 

ここを知ったのは一昨年くらいのこと。

それまでにも

希望が丘の住み開きカフェを訪ねたり

コミュニティーカフェについて勉強したり

豊島区のシェアキッチンを見学したり、

区役所のビジネスサポート相談に行ったり、

女性創業支援イベントに行って名刺交換したり

ひとり起業の女性に会って話を聞いたり

いろいろしてはいたのですが

なかなかピンとくることがなくて

一歩が出ませんでした。

 

昨年始まったコロナ禍で

もう、こどもパン教室なんて続けられないかな、

という思いがむくむく出てきたのと同時に

このコロナ禍だからこそできることもあるかもしれない、

これまでと同じでなくても持続することに意味があるかも、

と思い直しました。

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この一年の間、

そんな二つの思いの間を揺れ動きつつ、

生まれてきたのがちゃっちゃかフォカッチャ。

都知事の言う「小一時間」にパン教室を収める。

そうすれば子どもたちに戻ってきてもらえる。

 

その一念でたくさん試作して、

昨年7月には教室を再開。

戻って来られなかった生徒さんもいますが

多くの生徒さんが待ってましたと戻ってくれました。

 

シンプルな材料と手順で短時間で出来る

この、ちゃっちゃかフォカッチャなら

出張教室もできるかもしれない。

シェアキッチンを借りても短時間で済むなら

私にもできるかもしれない。

 

そう思ってある日、我楽田工房さんに

パン教室をやりたいです、

とメッセージを送ったのです。

快く受け入れていただけました。

ビックリするくらい快く。

 

資料をもって相談に行ってからはとんとん拍子。

試作にも行って、焼きたてを食べてもらって

ポスターや宣伝用ミニ本にもアドバイスをもらって。

最初の予定の2/3は緊急事態で流れてしまったけれど

一か月遅れの3/3で開催。

 

その日のうちに三回コースの日程まで決められました。

まさに夢のよう。

ほっぺをつねってみちゃいます。

 

これまでいろいろなところでの相談で

少しずつ自分のするべきこと

やりたいこと、やりたくない事が

見えてきていたんだと思います。

ここへ至るための必要な過程だったのでしょう。

 

そしてきっとこれからも、

そういう迷いや不安や誰かからの助けと共に

こどもパン教室があるのだろうと思います。

そういう迷いや不安や誰かからの助けがあってこそ

教室そのものも成長するんだろうと思いますし

生徒さんに寄りそう教室になれるでしょう。

 

東京への一歩を踏み出したからには

二歩目もしっかり踏みだしたい。

頼りない自分が一番の不安の元ですが

頑張ろうと思います。

 

お題「#この1年の変化