たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

日々何に備えるか・・・

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

昨夜は県内に住む長女夫婦と

学生の次男が来ていました。

頂き物の鰻があるよ、と

ずいぶん久しぶりに夕飯に誘ったのです。

 

鰻の魅力は三人を惹きつけ、

夕方、まだ雨の降る前にみんな揃いました。

みんな揃ったら、トランプ・・という年齢でもないので

さっさと乾杯、食事が始まります。

 

鰻と言う主役がいるので

お浸しとか、ぬか漬けとか

買ってきたゴマ豆腐とか、

ちょっとしたおつまみと

デザート用に水ようかんを用意。

白焼きで乾杯して、うな丼で終了。

 

九州・沖縄に向かって大型の台風が来ていて

その影響か、関東も天気は下り坂です。

娘夫婦は泊まっていく予定ではなく、

次男は泊っていくんだろうなと思っていたら

 

「今日は泊ってもいいかな、と思って用意してきた」と長女。

 

あららら!

泊まることなど思ってもいなかったので、

ちょっと慌てました。

タオルケットは人数分あったかな?

三人をどういう部屋割りにしたら涼しく寝られる?

ちょっと酔いのまわった頭がフル回転。

そのあとも次男が、やっぱり帰ろうかなとか言いだし

帰りかけて雨に降られて戻ってきたり…

てんやわんやで楽しい夜になりました。

 

昨日も書きましたが、

週末に向けての買い出しもしておらず、

朝ごはんの用意もなかったので、

9時ごろからパンをこねてぶどうパンを焼き、

朝はパンとゆで卵にコーヒーか紅茶という簡単なもの。

急なことだったから、これでもいいよね。

 

朝食を終えると夫さんが車で駅まで送っていきました。

 

我が家に必要な備えは

急に誰かが泊まることになっても

受け入れられるように心の準備をしておくことだな、

と痛感したのでした。

 

長男夫婦は赤ちゃんがいるので、

今はこちらに来ることはありませんが

そのうちコロナも落ち着いて、

皆で泊って楽しむ日も来るのかな。

そんな時にも泊って行っていいよ、

と言えるよう備えておきたいです。

 

 

災害の備えとしても、

今回の台風10号のような大雨大風が来そうだったり

線状降水帯ができて水が出そうとか、

地震などで子どもたちの誰かに被災の恐れが出てきたり

一時的に避難が必要なことも出てくるでしょう。

そういう時の避難先として

我が家が使えるようにしておこう。

寝具やサニタリーの備品は少し必要だな。

食料のローリングストックはそこそこあるかな。

 

ぱんだぬきの家は高台で地盤も強く

あまり自然災害の心配はないのですが

長男は下町に住んでいるので

水害が気になるし、

次男の住んでいる家は古いので

地震は気になります。

長女夫婦はリモートワーク出来ないので、

新型コロナ感染のリスクが

少々高いかもしれません。

 

どの家で何があっても

頼れる実家になりたいと思います。

 

 

でも、何にどう備えるか…

すべて思いつくことに備えようとすると

がんじがらめになって

身動きが取れなくなってしまいそう。

 

出来る限り備えたつもりでも、

備えたこととは違う何かが起きたりする。

夕飯分のごちそうはあっても

朝食には何もなかった昨日の我が家の状況のように。

誰かが急に泊まることになるくらいの、

ちっちゃな想定外ならいいですが・・・

 

出来る限り備えてあっても

起きてしまった想定外の出来事が

大きな被害をもたらしています。

毎年あちこちでそんな災害が起きています。

 

不安を和らげるために備えていると、

何かが起きた時、起きそうなとき

備えがあることに安心して

その時すべきことがあるのに、

起きている事実から目を背けてしまいそう。

 

我が家の備えは十分ではない。

そう思っているほうがいいような気がします。

その時、その時で、必要な備えは変わる。

 

必要な備えはその時々で違うから、

備えは決して十分ではないことを心に刻んで、

チャンスの前髪をつかむように

災害の予兆に反応したいものです。

備蓄は充分ではなくても、

何とか考えて工夫してやり過ごせるくらいの

「心の持ちよう」が大切かもしれません。

 

今週のお題「もしもの備え」