たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

読書感想文

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

ふと以前の投稿を振り返ったら、

長男が一年生の時の

読書感想文の記事が出てきたのを

自分でふむふむと読んでしまいました。

 

 

 

夏休みの宿題には必ずと言っていいほど

 読書感想文がありました。

 今も昔も、子どもにとって

夏休みの「大変な」宿題の筆頭です。

 

でも、今年は読書感想文を

強制しない学校が多いでしょうが・・・・ 

こんな時こそ書いてコンクール応募も

良いのではないかな、と思います。

 

 

読書感想文苦手なお子さんは。

まず、「作文」がいや。

その前に、本を選んで

一冊読み切らねばならない読書感想文なんて。

 

ただ読むだけでなく、

内容や読みながら覚えた感覚を

記憶(もしくは記録)しなければなりません。

分けて考えると結構大変なわけが良くわかります。

 

 

我が家の子どもたちもそんな子の一人、いえ、三人でした。

ぱんだぬきもあれこれ口を出してしまう

「しっかり書かせたい」親でしたので

組み合わせとしてはサイテーです。

 

なかなか本が決まらない、

なかなか読み進められない、

読み終わっても書くことが見つけられない、

そんな我が子にイライラしたこともありました。

ダメですねえ。

 

読書感想文には課題図書があるので

まず課題図書を調達するか、

他の本を選ぶか、という段階から

取り組みが始まります。

 

今考えたら、これまで読んだ本の中から

好きだった本をもう一度読んでもいいはずですが、

何故か大抵は、新しく本を探すんです。

読んだことのない本ですから、

感動するかどうかわからないのです。

 

ぱんだぬきも

「感動しやすい本」を探そうとし

「こんなところに、こんなふうに感動すればいい」

とありきたりに考えていました。

自分がかつて、読書感想文が得意だったのは

「こういう書き方をすると先生が喜ぶ」ことを

なんとなく嗅ぎ分けるタイプだったから。

 

 

「読書感想文の書き方」的な本やサイト、

サイトに至っては「読書感想文例文集」といった

安直なものまである時代では

そんな子どもの思いつく子どもだましは通用しないのでしょう。

 

 

特に低学年では長い本は読むのも大変です。

子どものレベルよりちょっと難しい本を読んでほしい

そんな誘惑もあるのですが、

大人にとってはすぐに読めてしまうくらいの本で

充分じゃないかと思います。

何度も読み返しながら、深く読むことができるから。

 

子どもが気に入って何度も読み返している本なども

きっと好きなフレーズや心に残る展開がある本です。

そういう本も、候補の一つに挙げてほしいと思います。

 

読書感想文コンクー

 

全国コンクールがあるのも読書感想文。

これがちょっとプレッシャーだったりしませんか。

ぱんだぬきは子どもの頃よくクラス代表になって

「佳作」という賞状をもらっていました。

自分の子どもにも、何かしら賞状を取って

自信を付けてほしい、なんていう身勝手な理由で

一生懸命宿題に取り組ませました。

 

親であるぱんだぬきにとっては、

沢山の児童書との出会いがあって

懐かしい思い出です。

 

長男が一年生の時の読書感想文に選んだ本です

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一年生でも音読で読み通せる長さでした。

ぱんだぬきの大好きな本の一つです。

 

子どもたちはどう思っていたかな、

コンクールのために、タダの宿題以上に

「読まされている」「書かされている」

そう思っていたかもしれません。

 

高校野球や合唱のNコンなどといっしょで

そういうモチベーションも大事なのですけどね。

それは、上から与えられたものであっても

ちゃんと楽しいことに気づくことができるなら。

 

全ての子どもたちがこの夏、

一生忘れ得ぬ本に出会えますように。

そして自分の心に響いたことが

言葉になりますように。

 

今週のお題「読書感想文」