たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

読書感想文コンクールのCM?

こんにちは、ぱんだぬきです。

9月になっていきなり涼しく、

秋色のヘッダーに変えてみました。

子どもたちの通った学校の門の前の

見事な銀杏並木の写真から・・・です。

新型コロナで異例に短い夏休みだったこの夏、

「読書感想文コンクール」のTVCMを見ました。

いままでこんなCM、見たことありません。

 

 

そうか・・・

音楽やスポーツのコンクールはみんな中止になったけど、

絵画や作文のコンクールはできるのね。

でも、夏休みが短くて時間のかかる読書感想文は

必須の夏の宿題から外した学校が多いのか。

なるほどね、と勝手に納得。

 

 

ぱんだぬきが子どものころにも

夏休みの宿題と言えば、

毎日のドリル、絵日記、自由研究、読書感想文。

 

 

ぱんだぬきは宿題はお盆過ぎに慌てる派でしたが、

読書感想文も終盤にもつれ込むはしたものの、

本を読むのも作文も嫌いでなかったので、

さほど苦にならずに原稿用紙を埋めていました。

大人に喜ばれそうな感想文が書ける子どもでした。

クラスの代表にはなるので天狗気味、

嫌な子だったと思う。

 

ぱんだぬきの子どもたちの時代には

絵日記はあっても三日分くらいでよく、

漢字の書き取りや計算を数枚ずつ、でしたが

何かコンクール出品用の作品提出、それも

書道や絵などの芸術系と作文系の両方必須でした。

 

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絵本や児童書は大好きでたくさん持っているぱんだぬきですが

三人の子どもたちはみんな読書感想文は苦手でした。

 

一人目は本が好きで、

絵本も、物語もどんどん読む。

でも、感想文て何?という感じ。

感じたことを誰かに伝えたい、

とは思わないタイプ。

 

二人目は本をあまり読まない子。

え~~、長いのめんどくさい・・・と言う。

夏休みの最後の最後に本を買って読むところから・・・

で長い本は読めません。

究極は「マグカップで朝ご飯」みたいな、

レンジで出来る簡単レシピ本をざっと読んで見て

一つ料理を作ってから感想を書くように、とか

タイトルは忘れましたが、「100人村」みたいな

世界の子どもの現状を描いた短い本を読んで

まず、ユニセフへの寄付をして、

そこから自分の事を書くように、とか

ずいぶんと王道から外れた感想文を

書かせてきました。

 

三人目に至っては、もう・・・時効ですかね?

「本は面白かったけど全然書けない」

と言うことがしばしば。

では、「あらすじだけでも書きなさい」と

本人の書いたあらすじ?をもとに、

感想を聞き取りつつ、付けたり足したり添削して

(削っては必要な枚数にならない)

やっと提出させていたような記憶が…

 

多少なりとも読書感想文が得意だった親とは思えない

そんな子どもの感想文の思い出です。

そのうえ、どんな感想文だったかも

まったく覚えもない。

 

感想文をちゃんと書ける人間にするには

子どもたちの豊かな感情を大事にして

自分の思いを人に伝えることに意味を見出すように

育てるほうが重要だったのだと今頃気づきました。

それができてなかったんだな、と今にして思います。

ああ、情けない。

ごめんね、子どもたちよ・・・

 

 

ちなみに、

読書感想画のコンクールと言うのが冬休みごろにあって、

長男がそれで賞をもらって、

暫く学校に貼ってあった絵があります。

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 富安陽子さんの絵本 

「キツネのまいもん屋」が題材です

 

学校から戻ってきた時からリビングに貼ってあります。

ぱんだぬきも初めての子でついつい期待をかけ

宿題や勉強にも口を出してしまっていたし、

おにいちゃんとしても終始頑張っていて

のびのびとは対極にあった子なので、

のびのび描けている絵は大事な一枚です。

 

 

今週のお題「読書感想文」