たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

真夏に作るバターケーキのコツ

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

8月後半のこどもパン教室が始まっています。

コロナですっかり延び延びになっていた

三月分のパン教室です。

 

コロナ前は手作りお菓子とフレーバーティー

ティータイムを入れていたのですが、

感染対策でティータイムや自由遊びの時間はありません。

でも、子どもたちが楽しみにしていたおやつなので、

今月はお菓子をお持ち帰りいただいています。

 

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定番のマドレーヌ。みんな大好きです。

 

でも、このとろけるような酷暑に

室温に戻してしまうとバターはトロトロ。

ホイッパーで混ぜても空気を抱き込むことはできません。

 

 ぱんだぬきが教室のおやつによく作るマドレーヌは

 バター、砂糖、卵、アーモンド粉、薄力粉を

 順番に入れて混ぜるだけなのですが

    (レシピはこちら⇒*1

気温によって、出来上がりの生地のだれ具合が違います。

季節によって作り方が少しずつ変わります。

 

冬は少々荒っぽく電子レンジでバターを柔らかくしても

気温が低いので混ぜている間に生地がしまってきます。

 

しかし、

夏は材料を計り終える頃には

バターは柔らかくなってきていて

最初混ぜるのが楽なのですが、

砂糖をすり混ぜ卵を入れる頃には

たいてい生地が柔らかくなりすぎていて

充分に空気を含ませることができなくなっています。

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生地がとろとろにだれてしまっても膨らませるには

ベーキングパウダーを入れてもよいのですが、

おススメは氷水でボウルの底を冷やしながら作ることです。

 

 

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生地が流れないくらいにした方が

おいしくふんわり焼けるような気がします。

ディッシャーですくった生地が

形を保っているのが見えますか?

 

冬場はいつもこういう固さだったのに、

こう暑くて生地はトロトロでは

同じお菓子にはなりません。

 

これはバターをすり混ぜて作るタイプの

パウンドケーキやクッキーでも同じことが言えます。

氷水のボウルを用意するのは大変だな、という時は

濡れタオルに凍った保冷剤をいくつか包んで

ボウルの下に置いて混ぜてみてください。

 

バターがだれてきたら、冷やす。

これで夏でも美味しいバターケーキが作れます。

 

それと暑過ぎるときは

マドレーヌやパウンドケーキも

冷蔵庫で少し冷やすとより美味しいです。

 

暑過ぎると思う時でも、

たまにはバターケーキ、いかがですか?

 

今週のお題「暑すぎる」

*1:

<ぱんだぬきのマドレーヌ>

 

材料 バター       100g

   卵(M)       2個

   砂糖        100g

   アーモンドプードル  20g

   薄力粉        90g

作り方

   ①バターを柔らかくし砂糖をすり混ぜる。

   ②卵を一個ずつ割り入れてさらに混ぜる。

   ③アーモンドプードルを入れて混ぜる。

   ④ふるった薄力粉を入れて混ぜる。

   ⑤紙の型に入れて160℃で20分ほど焼く。