たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

春はぼたもち

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

春のお彼岸に牡丹餅を作りました。

20日春分の日を境に、

昼の時間が長くなっていきます。

 

 

お彼岸にはおはぎの習慣はあります。

いえ、春のお彼岸はぼたもちと呼びますね。

今年のぼたもちは夫さんと二人で食べきるよう

5個だけ作りました。

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農協で買ってきたもち米を1/2合だけ炊いて。

先日煮てあった小豆と残っていたこしあんを合わせて

ちょっとだけこしあんを作って。

 

濃い目のお茶を淹れて、

食後でもこれは別腹・・・

出来立てのほんわか柔らかいぼたもちは

とっても美味しいです、

運動しなくちゃ。

 

洋菓子の卵やバターとお砂糖の甘さとは違って

小豆ときな粉、もち米に砂糖、少々の塩

たったこれだけの材料から作る素朴なおいしさ、

年に2回のお楽しみです。

努力して続けましょう、と思います。

 

・・・・・・

 

結婚したての頃、

お彼岸が近くなると夫さんの実家から

小豆ともち米が送られてきたのでした。

ぱんだぬきは初め何のことかわからなかったのですが

「お彼岸だから、おはぎ作るでしょ?小豆ともち米いるよね?」

という意味だったんです。

 

幸い、ぱんだぬきはぼたもちを作るのは苦ではなかったので

「お彼岸にはぼたもち作りなさいね」

という意味に受け取らないですみました。

これは後々のためによかったと思います。

 

それから、ぼたもちを作るようになりました。

子どもが生まれても、

引っ越しをしても

姑がお米も小豆も送ってこなくなっても

姑が送ってきたのは秋だけだったか、

春も送られていたのか、

その辺も忘れちゃいました。

 

それでも、お彼岸になると姑を思い出して、

忙しくて作れない時もあるけど、

春はぼた餅、秋はおはぎを作ります。

(同じものですけどね。)

 

 

子ども達がいた頃はたくさん作りましたが

夫さんと二人だと、5個あれば十分。

もち米1/2合で十分になりました。

 

残ったもち米はもちろん、

この春たくさんあるお祝い事に

お赤飯を作って消費します。