たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

54321ケーキ

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

このところ、シュトーレンを焼いて

焼き上がりには溶かしバターをくぐらせて

砂糖でコーティングをしています。

 

バターは1割くらいの水分を含んでいて、

ただ溶かすと、バターミルクが沈みます。

シュトーレンのバターコーティングには

できれば上澄みだけ使いたい。

 

そこで上澄みだけを取ると、

元のバターの2~3割くらいのロスが出ます。

このロス部分、

バターとバターミルク半々くらいの液体を

何に使うか、考えていました。

 

料理に使ってしまうのが一番で

オムレツに入れてもいいし、

グラタンドフィノワを作ってもいい。

カレーやシチューに入れても

コクが出て美味しくなります。

 

でも、パン教室でシュトーレンを作った時の残りは

お菓子に使いたいのです。

 

そこで考えたのがこのお菓子。

シュトーレンに卵黄を使うので

残った卵白も使います。

簡単な配合、ボウル一つで出来る

しっとり柔らかな素朴なおやつ菓子です。

 

54321ケーキ

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 <材料>

薄力粉    

砂糖     40g

バターミルク 0g(バターの上澄みを取った残り)

卵白     個分

卵黄     

 

<作り方>

1.卵白に砂糖を三回に分け入れメレンゲを作る。

2.卵黄を加えて混ぜる。

3.薄力粉の半量をふるい入れてざっと混ぜる

4.暖かいバターミルクを入れて混ぜ

5.残りの薄力粉もふるい入れて艶が出るまで混ぜる。

6.パネトーネカップに入れる。

6.160~170℃に予熱したオーブンで25分ほど焼く。

 

すましバターを作る必要のない時は

バター15gと牛乳15gをあわせて温めて使う。