こんにちは、ぱんだぬきです。
このところ、シュトーレンを焼いて
焼き上がりには溶かしバターをくぐらせて
砂糖でコーティングをしています。
バターは1割くらいの水分を含んでいて、
ただ溶かすと、バターミルクが沈みます。
シュトーレンのバターコーティングには
できれば上澄みだけ使いたい。
そこで上澄みだけを取ると、
元のバターの2~3割くらいのロスが出ます。
このロス部分、
バターとバターミルク半々くらいの液体を
何に使うか、考えていました。
料理に使ってしまうのが一番で
オムレツに入れてもいいし、
グラタンドフィノワを作ってもいい。
カレーやシチューに入れても
コクが出て美味しくなります。
でも、パン教室でシュトーレンを作った時の残りは
お菓子に使いたいのです。
そこで考えたのがこのお菓子。
シュトーレンに卵黄を使うので
残った卵白も使います。
簡単な配合、ボウル一つで出来る
しっとり柔らかな素朴なおやつ菓子です。
54321ケーキ
<材料>
薄力粉 50g
砂糖 40g
バターミルク 30g(バターの上澄みを取った残り)
卵白 2個分
卵黄 1個
<作り方>
1.卵白に砂糖を三回に分け入れメレンゲを作る。
2.卵黄を加えて混ぜる。
3.薄力粉の半量をふるい入れてざっと混ぜる
4.暖かいバターミルクを入れて混ぜ
5.残りの薄力粉もふるい入れて艶が出るまで混ぜる。
6.パネトーネカップに入れる。
6.160~170℃に予熱したオーブンで25分ほど焼く。
すましバターを作る必要のない時は
バター15gと牛乳15gをあわせて温めて使う。