たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

今日もシュトレン・・なんちゃってシュトレン?さくらシュトレンも

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

昨日、シュトレンを焼き、

溶かしバターに漬け、お砂糖をまぶしました。

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残ったとかしバターとつけきれなかったお砂糖を

今日は何かにしなくては。

ちょうど今日の教室で照り卵を半分使ったので

卵も半分のこりました。

 

アメリカンマフィンにしようかな?

あんぱんにしようかな?

 

でも、シュトレンが入浴(?)したバターとお砂糖は

少々パンくずが混じっています。

 

ドライフルーツもあるし、

なんちゃってのシュトレン風にすることにしました。

今年はこれでおしまいかな、と昨日は思ってたのに。

 

ホームベーカリーを使って

イーストと牛乳、小麦粉を足して、

固さを調節しながら生地つくり。

予備発酵だの、分量の計算だの、きちんと計量だの、

全部省いて、ベーカリーに混ぜてもらい、一次発酵。

様子を見ながらなので一次発酵は天然酵母の種起しモード。

フルーツやナッツもちょっとずつ残っているものは

片っ端から入れました。

 

そんな風でもパンになります。

今日のはこんな感じ。

お砂糖はサンプルでもらったフロストシュガー。

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それなりにシュトレンぽいです。

 

こんな、なんちゃってシュトレンなら、

普通の食パンくらいの時間で作れました。

よそ様には差し上げられませんが

こういうのもたぶんありです。

フルーツナッツたっぷりだから美味しいんじゃないかな。

 

シュトレンって、今はいろんなのが売っていますね。

先日、Eテレで紹介していたシュトレンは

吉永麻衣子さんのレシピで抹茶シュトレンでした。

タッパーで混ぜて、一次発酵し、

フィリングを乗せて三つ折りして、

二次発酵なしですぐに焼いていました。

 

チョコレートやナッツのシュトレンも

よく見かけるようになりました。

 

 

以前作ったレシピをご紹介します。

さくらシュトレンです。

大人の教室で作ったのですが

他にはない、と、とても評判がよかったです。

 

ホームベーカリーに生地つくりをお任せ、

計量から3時間ほどのレシピです。

 

和風のふんわりシュトーレン

生地には桜葉の粉末を練りこみ、

ドライフルーツの代わりに甘納豆、

マジパン代わりは桜あんを巻き込んで、

黄な粉をまぶしてあります。

 

クリスマスからお正月、入学式くらいまで

お祝い事の手土産にも喜ばれます。

 

さくらシュトレン

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シュトレンほど日持ちはしませんが

お正月にも似合う、和風シュトーレンです。

 

 

材料 

①フランスパン用粉     240g

②生イースト      12g(ドライなら5g)

③桜葉パウダー     小さじ1.5

④砂糖            大さじ4

⑤卵黄3個と牛乳を合わせて 150g

⑥バター             60g

 

甘納豆            250g

桜あん            200g

仕上げ用  バター30g

      粉砂糖50g

      うぐいすきなこ 30g

 

作り方

1.①~⑥の材料をポットに入れの生地作りコースをスタートする。

パンケースの縁に粉やバターが残らないように、

途中ゴムベラなどでかき落とすこと。

2.発酵終了の合図で生地を出し、三分割する。

3.甘納豆を80gずつ、つぶさないよう混ぜ込んで丸める。

4.ベンチタイム20分

5.楕円に延ばし、三本の棒状に成型したさくら餡を

 中央において両側の生地でくるむ。

6.天板に並べて二次発酵、30分。

7.180度のオーブンで25分ほど焼く。

8.黄な粉と砂糖を混ぜたものと、溶かしバターを用意する

9.焼きあがったパンに溶かしバターを刷毛で塗る。

10.黄な粉をたっぷりまぶす。

できあがり

 

桜の葉の粉は富澤商店で購入しました。

桜餅の葉っぱを粉にしたような風味で塩辛いです。

ハーブ塩のようなものですので、塩の代わりに使ってあります。

パンのレシピなのに塩がないのはそのためです。

 

ふんわりした感じになるのは、卵黄だけを使っているから。

卵白が入るとちょっとばさばさになるのですが、

卵黄だけだとふんわりしっとりします。