たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

なければあるもので間に合わせる

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

 東京に行っている間、朝のコーヒーを自分で淹れるようになりました。最初はインスタントコーヒーや紅茶のティーバッグや、コンビニへ買いに行ってたのてすが、近所に素敵な焙煎カフェができて一度ドリップをしてみたら、インスタントに戻れなくなってしまいました。

 

今月は専門店でなく豆はスーパーで買っていったら、ドリップ用のペーパーフィルターが切れていました。コンビニやミニスーパーにあるフィルターは形が合わず、こまったな、、、と。

 

でも、ふと、思いついてキッチンペーパーを四つ折りにしてろうと風に使ったらどうだろう?


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思いついたら、やりたくてやりたくて。

やってみました。

 

ちょっと頼りないけど、破れずに淹れられました。

小さいポットに一杯400ccを25gの粉で。

産地はコロンビア、フェアトレード品です。
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苦味の効いたガツンと強めの朝のコーヒー。

フィルターを買わないでもなんとかなるかな、と思ってやってみましたが、やっぱり専用のフィルターがいい、とセリアへ円錐形のフィルターを買いに行きました。


このコーヒーの淹れ方もそうですが、あるもので工夫するのは、楽しい仕事です。

普通は「これを使う」と決まっているものを、他のものに置き換えるには、それがどんな役割をしているのか、よく考えるところから。そして、周りを見回して置き換えられそうなものを探し出し、違いを何で埋め合わすかを考えます。

 

それは、常識を疑うというか「あらねばならぬ」という固定観念から自由になることと共通です。大事なものの考え方だと、私は思います。

 

たとえば、災害時。なんでも必要になりそうなものを準備しておくことも大事ですが、おそらく、その時になってみると、どんなに準備しても足りないものがたくさんあるはず。そもそも持ち出しできるものは限られています。そんな時のためにも、冷静に何かで代用できないか、考えることを楽しめる人でありたいなと思います。