たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

ちょっとした意地悪

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

結婚してこの方、家族のご飯は私の最優先事項です。

大したものを作らなくても、

菓子パンにお茶を沸かすだけでも、

家族の時間がバラパラなときでも

多少(かなり)具合が悪くても、

できる限りそれぞれに対応してきました。

それが私の仕事と思っていたのかもしれません。

 

食卓についたとき、ちょうど配膳がされる。

淹れたてのお茶がでてくる。

私もなるべく席につきます。

時間がバラバラで一人の食事の時でも。

食卓での会話を大事にしたいから。

 

そのために、キッチンに立っている時は

段取りを立てて、出来上がり時間を見計らっています。

 

そんな癖がぬけないのです。

夫が定年したら、私が合わせるばかりでなく

夫より先に起きるのはやめよう、と決めていました。

幸い、コーヒーをいれることを覚えてくれたので

朝、お湯は沸かしますが紅茶を淹れることがなくなりました。

 

「コーヒー、はいったよ」

とコーヒーの香りで起きていくなんてよいな、と

想像していました。

実際そういう朝もたまにはあるのだけど・・・

 

しかし、夫さんはなぜか目を覚ますと私を先に起こし、

自分はあとから起きてこようとするのです。

私も我慢ないからつい先に起きてきちゃう。

 

私は夫さんがコーヒーをいれる時間を見計らって

朝食を用意するのです。

コーヒーのためにお湯を沸かし、

パンを切りトーストし、

目玉焼きを焼き

着席するとちょうどコーヒーができている。

 

ぴったりの時間にちょうどよく作る。

簡単なんですが、気は使っています。

 

ある朝は夫さんがまた声をかけました。

「起きないの?」

そう声をかけられたけど、起きてきたのはやっぱり私が先じゃん!

と、ちょっと腹が立って、

タイミングを無計らわずにさっさとトーストを焼きました。

 

コーヒーが入る前にトーストと目玉焼きが出ている。

そんな日はトーストは焦げていた利、目玉焼きが崩れていたり。

 

 

そんな一寸した意地悪に、気付いたのかどうか・・・

 

気づいていないだろうな。