たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

ペリカンのパンに触発されて

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

ペリカンの食パンが我が家の食パンと大きく違って、

甘くどっしりして、生地の引きが弱く歯切れが良い事に驚いて、

食パンを作ってみています。

 

備忘録的な試作レポートです。

 

1回目配合・・・

  とりあえず、ペリカンのパンの表示から推測して。

強力粉(イーグル)  250g

砂糖          10g

塩            5g

イースト         8g

バター          6g

レモン汁         1滴

水(人肌)      184g(73%強)

 

ペリカンの食パンに近い物を焼いてみたいほかに

もう一つ実験していることがあって、

ホームベーカリーのメロンパンコースで作っています。

関東は乾燥が続くので水分を増やしてみましたが、

生地が緩いです。少し多すぎたかも。

正角一斤(1,400ml)の小さい型ですから

生地量460gで33パーセントです。

 

生地が出来上がるまで55分。

生地作りコースより早いです。

発酵温度も高い感じがします。

一次発酵が終わりガス抜きをしてから

ホームベーカリーが作業せよと合図します。

生地を取り出し、丸め直してベンチタイムを取ります。

15分ほどでもう一度合図が鳴るので

生地の成形をして、一斤型に入れます。

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焼き上がりです。

焼き色が薄く、耳がパリッとしています。

砂糖が少なかったな、と思います。

風味も違います。粉もイーストも違うかも。

カットして食べて見ます。

引きが強いし、生地が膨らみ切れていない感じです。

それでもペリカンのパンの方が重いです。

 

二回目は砂糖を30gに増やしてみました。

焼き色はペリカンの物に近づきました。

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ちょっと過発酵でしょうか。

成形のガス抜きも甘かったか。

やたら角張って四角四面です。

このベーカリーのタイムテーブルで焼くなら

少しイーストを減らし、水温を下げないといけません。

 

カットしてみると、上の方はスカスカ、

下の方はあまり膨らんでいない。

たぶんホームベーカリーの発酵の温度が高く

ベンチタイムで生地を出しているあだに

生地が冷えて均等な発酵をしなくなったから。

 

食べてみると甘いです。さすがに砂糖の入れ過ぎ。

焼き色は前回より強く、引きは前回より少なかった。

口当たりは、ペリカンのパンより軽く引きが強い。

やっぱり強力粉の力が強すぎるのかな。

 

このまま、ホームベーカリーメロンコースで焼くなら、

次は薄力粉を混ぜて粉の力を弱めてみる方法かな?

湯種を入れてみるか?

いっそホームベーカリーを諦めて捏ね時間を変えるか。

・・・・

・・・

・・

でも・・・・・

次の一手を試す前にパンを消費しなくては。

失敗作の食パンを消費しつつ、

食パンの作り方をいろいろ読み漁ろうと思うのでした。

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