たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

夏休み、甘い朝ごはん

 

お盆休みの朝食ですf:id:pandanukichen:20180814100508j:plain

 

ぱんだぬきの家は今は夫さんと二人。

平日の朝ごはんはご飯とみそ汁。

休日はトーストと卵かヨーグルトとグラノーラ

今日は久しぶりのフレンチトーストです。

 

スペシャルフレンチトースト

桃とマスカルポーネチーズがあったので、

特別豪華版が出来ました。

マスカルポーネはフレッシュクリームより日持ちがするし

ホイップの必要がなく、料理にもデザートにも使い道が多く

雪印の物は容量が100gと少なめなので

このところ常備しています。

 

茶色いペーストに見えるのはカラメルクリームです。

これは、生クリームが余った時に作っておいたものです。

200mlの生クリームは残ることも多いので

こうして保存する手間がかかります。

保存してあるとこうして使えて便利ですけど。

 

その他にもグレープフルーツのママレード

メープルシロップはかけ放題です。

コーヒーは豆を挽いて夫さんが淹れてくれます。

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子どもの朝ごはんのフレンチトースト

 

子どもたちがいた頃の日曜日には

パンケーキやフレンチトーストをよく作っていました。

食パンが古くなってくるとフレンチトースト。

食パンが無くなってしまうとパンケーキ。

果物も、クリームもなし、

買い置きのメープルシロップだけかけて。

甘い甘い朝ごはん。

うちの子たちは皆甘党です。

全然栄養バランスは考えていませんで、

申し訳なかったです。

でも、甘い朝ごはん、子どもたちは大変喜びました。

 

記憶に残るフレンチトースト

よくフランスパンで作るレシピを見かけていましたが

ぱんだぬきは食パン派です。

それはぱんだぬきがの子どものころの記憶の

フレンチトーストが食パンだったからです。

 

ぱんだぬきが小学生の頃だったと思います。

まだ、ビュッフェスタイルなどない時代

家族で行った熱海のホテルの朝は洋定食でした。

ジュースはトマトかオレンジかグレープフルーツか

シリアルか、パンか、パンはトーストかフレンチトーストか

卵は茹でるかオムレツか目玉焼きか

沿えるのはハムかベーコンか、と

これらを細かく選んでいくスタイルでした。

 

昭和の家族には珍しい注文の仕方で、

 

それまでも、それからも出会ったことのない、

すばらしい朝食でした。

 

その中で、フレンチトーストという食べ物を知りました。

記憶をたどって思い出すと

耳を取って、三角にカットした食パンのフレンチトースト。

両面カリッと焼けて、角を少し重ねて皿に盛り、粉砂糖を散らしてあり、

冷えた銀のバターケースには丸く成形したバターが入っていて

メープルシロップを添えてありました。

それはそれは美味しかったです。

 

そのころ、小学校の土曜日授業は午前で終わりでした。

家に帰ると食パンだけが置いてあることが多かったのです。

そんなとき、バターを塗ってお砂糖をかけて焼いて

フレンチトーストを思い出しながら食べていました。

あのフレンチトーストには及びませんでしたが

当時のぱんだぬきには自分でできるフレンチトースト風でした。

 

あの朝食をもう一度食べてみたい、と思いますが、

そんな朝食を出しているホテルに泊まることは

以後一度もありません・・・・

 

しかも、そのホテルのダイニングの

コックさんはとても有能だったのでしょう、

フレンチトーストに限らず、

オムレツも以後であったことのない絶品でしたし

昼・夕食で頂いたレタスサラダやオニオンスープも

初めての本格的な味でした。

その時のオムレツも忘れられない味です。

ぱんだぬきががんばっても

ぜんぜん再現できません。

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