たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

私のパンナイフ、研いでもらいました。

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

 

パン切りナイフを研ぎに出しました。

家で包丁研ぎは基本的に夫さんの役目ですが

波刃のナイフは普通、研ぐことができません。

 

今のパン切ナイフは三代目です。

 

初代は日本橋木屋のもの。

結婚したときに持ってきました。

比較的刃が細く厚めの作りで、

刃渡りは25㎝くらいだったでしょうか。

フランスパンを切るために使っていました。

 

お菓子やパンを頻繁に焼くようになって、

どうもその切れ味と刃渡りに満足できなくなりました。

とりあえず、研いでもらおうと

日本橋の木屋に相談に行ったのですが

「このナイフの研ぎは承っておりません」

とつれなく。

それでもしばらくそのナイフを使っていました。

 

二代目のナイフは、

娘の幼稚園のお友達のお母さまが下さったのです。

その方はパン屋さんでアルバイトをしていたことがあって、

その経験を教えてくれました。

 

「パン屋さんでも、波刃のパンナイフは使い捨て。

スパッと切れなくなったら、新しくするの。

それでも、素人には十分の切れ味なので、

使わなくなったものをもらったのがある。

ぱんだぬきさんのほうが有効に使えそうだから」

と言って、そのプロのお下がりナイフを

くださったのです。

 

刃渡りは30㎝程、薄い刃で歯の幅は4㎝程。

かれこれ10年くらい使ったかと思います。

 

次の10年はビクトリノックスのパンナイフ。

夫さんが買ってくれました。

それが三代目、今回研ぎに出したナイフです。

 

そのころはパン教室にくる子も増えたし

子どもたちも食べ盛りで大きなケーキを焼くこともあって

刃渡り36㎝程と長いものです。

 

切れ味よく大きなケーキのスライスもすいすいでした。

小さなパンを切るには少し長すぎて、

ちょっと持て余し気味のこともありますが

さすがはビクトリノックスと思って使っていました。

 

それがこのところ、切れ味が落ちた気がして。

買い替えかなあ・・・・。

同じビクトリノックスのちょっと小さいパン切り

刃渡り20㎝をとりあえず買ってみました。

3.5代目でしょうか。

でも、食パンやスポンジケーキのスライスには

刃渡りがちょっと足りなかった。

 

そこで、

夫さんが浅草橋の砥石屋さんに聞いてくれました。

「まあ、見てみないとわかりませんねえ…」と。

ほら、やっぱりふつう研げないのですね。

でも、持って行ったら、社長さんが引き受けてくれたそう。

2週間で戻ってきました。

ピカピカです。

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我が家の波刃ナイフ三点セットです。

一番上が今回研いでもらったヴィクトリノックス。

大事に使いたいです。

二番目が小さめのビクトリノックス

これからも小さ目のパンはこれで切ります。

一番下はウェンガーのスナックナイフです。

このスナックナイフは古くて、

もう初めのころのシャープな切れ味は残っておらず

今はほとんど使っていないのですが

サンタさんが持ってきてくれたナイフなので捨てられません。

波が細かいからこれは本当に研げないだろうなあ。

 

よく切れるようになったパン切ナイフ。

始めはシフォンケーキみたいな柔らかいケーキで試したい。

卵を買いに行かなくちゃ。