たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

国産あん肝を買う幸運

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

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今日は満月。

それに快晴です。

月の出は17:10と調べて月の出を見に行きました。

赤く大きく丸い月。

 

先日、運試しに買ったワインセットの

シャンパンプレゼントは

残念ながら当たりませんでした。

こんな月が見えるなら、

シャンパンなくてもいいや!

 

 

先週の事、

近所のいつものスーパーの魚売り場で

お兄さんが大きなアンコウをさばいていました。

国産の生のアンコウのようです。

ベロンとしていてはっきりわかりませんが

一抱えほどの大きさ、大物です。

スマホ持っていなかったので

写真はありません、残念。

 

皮のあたりはぬるぬると粘液が出ています。

60~70㎝はあったでしょうか。

コラーゲンだらけのアンコウです。

 

 

内臓は出し終わり、

口を切り落としていました。

しばし見入っていたら

おばあちゃんとお孫さんでしょうか。

一緒に見とれてくれました。

 

おばあちゃん「見てごらんあんなに大きい魚、あんこうかしら」

お孫さん「チョウチンアンコウ?」

私「アンコウですよね?」

お兄さん「そうです、こんなに大きいの初めて」

私「つるさないんですねえ」

おばあちゃん「捨てるところがないって言いますよね」

おにいさん「口は食べないんですよ」

私「七つ道具って言いますよね、口は食べないんですか」

おばあちゃん、「肝が美味しいんですよね」

 

お孫さん、初めて見るアンコウ

おばあちゃんとお店の人の会話。

きっと心に残っただろうな。

アンコウ鍋食べると思い出すんだろうなあ。

 

ぱんだぬきは

もっと見ていたかったけれど、

大きなアンコウでしばらく時間がかかりそう、

私は教室の前だったので時間切れ。

売り場を後にしました。

 

翌日、売り場に並んだアンコウの切り身。

新潟産とあります。

関東でアンコウが有名なのは大洗ですか。

でも、これは茨城産ではないのね。

 

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あの時のアンコウのは違う個体だろうけれど、

肝は肝で売っていたので、

楽しい会話の思い出に肝を買いました。

大きいです。

 

二切れほどはフォアグラのように

ソテーしてワインの共に。

残りは酒蒸しにして日本酒の共に。

 

そんなことを思いながら帰ってきました。

中国産、アメリカンのあん肝は

毎年魚売り場に並んでいますが、

国産あん肝は切り身と一緒にちょっとだけ

なべ物用セット販売がほとんどです。

新潟産のあん肝を買えるなんてラッキー。

 

あん肝をポン酢で。

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日本酒が欲しくなる逸品です。

作り方は意外に簡単。

アンコウの肝は冷水で洗って

気になる筋を取り除きました。

塩と酒を振って、二時間ほど冷蔵庫へ。

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一回分ずつに分けてラップで成型。

キャンディのように包むだけです。

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これをラップごろアルミホイルで包みます。

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湯を沸かした鍋に入れ

15~20分弱火でゆでました。

紅葉おろしはないので、

大根おろしとポン酢に柚子胡椒です。

 

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この日は

酒のしょうゆつけ焼きの夕飯でした。

地元のお酒「盛り升」の冷酒を少しだけ。

 

二切れだけ、生のまま冷凍しました。

そちらはフォアグラ風に

ソテーしたいと思っています。