こんにちは、ぱんだぬきです。
今日は12月のおとなの教室のメニューを最終試作しました。
パン・ドーロ、金色のパンとファーブレトンです。
パン・ドーロは天然酵母のイタリアの菓子パンですが
教室の時間内で何とかそれらしく焼けないか、
試行錯誤していました。
バターと卵黄をたっぷり使った、パネトーネのような生地。
どうしても時間オーバー。
そこで前日にヨーグルトと粉を合わせて
少しだけでも乳酸発酵させた中種を使い、
ふんだんに卵黄とバターを入れて本捏ねをして
何とか丁度よい配合になったと思います。
小さく分割して焼き時間も短縮しました。
一部にはフルーツの洋酒漬けを混ぜてパネトーネ風に。
使った型はIFトレーという、樹脂製の型です。
ぺらっと頼りない雰囲気ですが、
50回は繰り返し使用できるそうです。
値段も5枚で750円と優れものです。
この写真は焼き立てですが、さましてから
パン・ドーロには粉砂糖をたっぷりまぶして、
真っ白にして食べるものだそうです。
イマドキはそういう甘い物好まないかな、と
粉砂糖なしでの提供が良いかもしれないと思います。
ファー・ブレトンは二回目の試作。
こちらはフランス、ブルターニュのお菓子です。
少し厚めに焼けるよう型を替え
こんなふうに焼き上がりました。
ゆっくりじっくり火を通すのが大切なようです。
もう少し濃い色まで焼いても大丈夫そうです。