たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

パン・ドーロとファー・ブレトン

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

今日は12月のおとなの教室のメニューを最終試作しました。

パン・ドーロ、金色のパンとファーブレトンです。

 

パン・ドーロは天然酵母のイタリアの菓子パンですが

教室の時間内で何とかそれらしく焼けないか、

試行錯誤していました。

バターと卵黄をたっぷり使った、パネトーネのような生地。

自家製の天然酵母とヨーグルト酵母を使って作ると

どうしても時間オーバー。

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そこで前日にヨーグルトと粉を合わせて

少しだけでも乳酸発酵させた中種を使い、

ふんだんに卵黄とバターを入れて本捏ねをして

何とか丁度よい配合になったと思います。

小さく分割して焼き時間も短縮しました。

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一部にはフルーツの洋酒漬けを混ぜてパネトーネ風に。

使った型はIFトレーという、樹脂製の型です。

ぺらっと頼りない雰囲気ですが、

50回は繰り返し使用できるそうです。

値段も5枚で750円と優れものです。

 

この写真は焼き立てですが、さましてから

パン・ドーロには粉砂糖をたっぷりまぶして、

真っ白にして食べるものだそうです。

イマドキはそういう甘い物好まないかな、と

粉砂糖なしでの提供が良いかもしれないと思います。

 

 

ファー・ブレトンは二回目の試作。

こちらはフランス、ブルターニュのお菓子です。

少し厚めに焼けるよう型を替え

こんなふうに焼き上がりました。

ゆっくりじっくり火を通すのが大切なようです。

もう少し濃い色まで焼いても大丈夫そうです。

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