こんにちは、ぱんだぬきです。
うっかり忘れかけていたのですが、
今年の2月に味噌を仕込んで、
床下で熟成させていました。
米麹と、大豆、塩だけから作る手前味噌です。
やわらかく茹でて潰した大豆に塩切りした麹を混ぜ込み
ひと夏を越すまで熟成させます。
本来、熟成の途中で天地返しをするものですが
ぱんだぬきは、仕込んだら秋までほったらかしです。
何年かぶりに仕込んだので、
どうなっている事やら・・・
今年の夏はことのほか暑くて長かった。
以前作っていた時も、多少のカビは出ていたけれど、
今年は全部カビで食べられなかったらどうしよう・・・・
そんなドキドキと戦いながら
床下収納を開け、
大きなビニール袋に入れた味噌樽を取り出し、
恐る恐る、ふたを開けました。
開けてみると
樽の中の二重のビニール袋からもろみが漏れ出して
まるで醤油のよう。
でも、怖れたいた全面カビではありません。
これはこれでボウルに受けて、
調味料として使いたいです。
肝心の味噌は・・・・
あ~よかった。全くかびていません。
久しぶりだったので慎重に消毒し、
ビニールの漬物袋も二重にしたのが良かったでしょうか。
見たところこれまでで最も良い漬け上がり。
少し取り出してみました。
ほんと、手前味噌ですが
まろやかでで上品な味です。
以前はお友達をたくさん集めて公民館で味噌を仕込み、
秋には持ち寄って豚汁会を開いていました。
一緒に作った味噌が、それぞれの家の味に熟成されていました。
それがぱんだぬきの料理教室の出発点でした。
それから、バレンタインにチョコレートケーキを作ったり、
クリスマスが近くなるころにはパーティー料理を作ったり。
夏にはカレーとナンを作ったり。
楽しかったな。
当時、みんな小さな子どもを抱えていて、
一般の料理教室に通う時間など取れなかったので、
みんなで材料から準備して一緒に作って、一緒に食べる、
月に一度の楽しいサークルでした。
あの頃のみんなはどうしているかな。
声をかけて、一緒に豚汁食べようかな。