たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

手前味噌の蔵出し

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

うっかり忘れかけていたのですが、

今年の2月に味噌を仕込んで、

床下で熟成させていました。

 

米麹と、大豆、塩だけから作る手前味噌です。

やわらかく茹でて潰した大豆に塩切りした麹を混ぜ込み

ひと夏を越すまで熟成させます。

本来、熟成の途中で天地返しをするものですが

ぱんだぬきは、仕込んだら秋までほったらかしです。

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何年かぶりに仕込んだので、

どうなっている事やら・・・

今年の夏はことのほか暑くて長かった。

以前作っていた時も、多少のカビは出ていたけれど、

今年は全部カビで食べられなかったらどうしよう・・・・

 

そんなドキドキと戦いながら

床下収納を開け、

大きなビニール袋に入れた味噌樽を取り出し、

恐る恐る、ふたを開けました。

 

 

開けてみると

樽の中の二重のビニール袋からもろみが漏れ出して

まるで醤油のよう。

でも、怖れたいた全面カビではありません。

これはこれでボウルに受けて、

調味料として使いたいです。

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肝心の味噌は・・・・

あ~よかった。全くかびていません。

久しぶりだったので慎重に消毒し、

ビニールの漬物袋も二重にしたのが良かったでしょうか。

見たところこれまでで最も良い漬け上がり。

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少し取り出してみました。

ほんと、手前味噌ですが

まろやかでで上品な味です。

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以前はお友達をたくさん集めて公民館で味噌を仕込み、

秋には持ち寄って豚汁会を開いていました。

一緒に作った味噌が、それぞれの家の味に熟成されていました。

 

それがぱんだぬきの料理教室の出発点でした。

それから、バレンタインにチョコレートケーキを作ったり、

クリスマスが近くなるころにはパーティー料理を作ったり。

夏にはカレーとナンを作ったり。

楽しかったな。

 

当時、みんな小さな子どもを抱えていて、

一般の料理教室に通う時間など取れなかったので、

みんなで材料から準備して一緒に作って、一緒に食べる、

月に一度の楽しいサークルでした。

あの頃のみんなはどうしているかな。

声をかけて、一緒に豚汁食べようかな。