こんにちは、ぱんだぬきです。
久しぶりにお台場に行きました。
かねてから気になっていいた
科学未来館の「デザインあ展」が目的です。
お台場は何年振りでしょう。
末っ子が小学生のころ夏休み企画を見に来て以来かな。
昨日は平日だし、今にも泣きだしそうな天気で
人も少なくて観覧車も冴えない感じです。
お昼頃着いたのでお昼を食べようと
初めてビーナスフォートに入りました。
大きな建物の天井には空が作られていて
中に中世風の街並みがある・・・
聞いてはいたけれど、なかなか凝ったつくりの
ショッピングモールです。
週末は混むのでしょうが、人もまばらで
ゆったり広々としたお店のソファー席で
ローストビーフ丼を食べました。
観光もできちゃったような
得したような気分になりました。
15分ほど歩いて、いよいよ科学未来館です。
見慣れたポスターと同じです。
わくわくします。
デザインとは物の形を考えて絵にすること、
扇子は持ってもセンスの持ち合わせのない
ぱんだぬきは無縁の物くらいに思っていたのですが、
子どもがデザインの勉強をしたいと言い出したり、
〇〇をデザインする、という言葉を聞くようになったり
この「デザインあ」の番組を見たりして
デザインが身近なものになりました。
「デザインとは誰かに何かを伝える工夫、
使いやすく、理解しやすくする工夫である」
とぱんだぬきなりに理解するようになりました。
だれでもデザインすることを意識すれば、生活が豊かになる。
さて展示は、触れたり、遊んだりできるものも多く、
とても楽しい物でした。
お弁当の素材を並べて、
食材の数を視覚的に伝えたり、
自分が歯車となって回ることで
別の歯車と連動することを体感したり、
コンパスを使って自分で「紋」を作る
といった展示がいろいろ。
ぱんだぬきのだらだらとした言葉の羅列では
全く伝わらない、楽しい展示が沢山でした。
これは、画面に顔を映し、名前を入力すると
顔のイメージとひらがなを組み合わせてくれる展示でした。
ぱんだぬきはこんな顔です。
展示を見て思ったことがあります。
デザインって、子どもの心を忘れちゃできないかも、って。
文字で顔を書く、へのへのもへじ系の遊びは
パン教室の子どもたちがしているのを見たことがあります。
また、遠くのものが近くに見える覗き窓もあったのですが
ぱんだぬきの教室では子どもたちは双眼鏡をどちらからでも覗いて
部屋の中の物を近くに見たり遠くに見たりして遊びます。
自分の子どもの頃を思い出しても
コンパスでたくさん丸を書いて模様にしたり
歯車の付いた円盤の入った定規でぐるぐる絵を描くことを楽しんだり
限られたおもちゃをを何かに見立てて遊んだり
工夫していたなと思います。
子どもたちはまだ知識が少なく、
つまらない常識にとらわれていたい部分が大きいので
無意識のうちにデザインの工夫をしているのだなと
改めて「こども」に感心してしまいました。
行ってよかった展示会です。