たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

手芸も意外に楽しい

裁縫箱はめったに開けないぱんだぬき

 

ブログを始めて三か月、手芸関連の記事は先日の柿渋染め一件のみ。

そうです、ぱんだぬきは手芸はあまり得意ではありません。

最低限の、ボタン付けや落ちてしまった裾上げ以外に

裁縫箱を開けることもめったにありません。

子どもの幼稚園や学校で袋物が必要になると

頑張って手縫いで仕上げるか、友達に外注してました。

久しぶりの手芸が絞りの柿渋染め。

我ながら結構渋い趣味です。

 

 

手作りっていいなあ・・・・

子どもが大きくなって、

パン作りとピアノで十分満足の手仕事でした。

そんなこんなで、

ぱんだぬきは手芸から遠く離れていました。

 

5年くらい前、夫さんが革細工を始めました。

ぱんだぬきは革バッグを作ってもらう専門です。

こんなんです。

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普段使いのトートバッグや肩掛け鞄、

最近はピアノレッスン用のリュックもつくてもらいました。

オーダーメイドなので、中には

ぱんだぬきが持ち歩く物に応じたポケットが付いています。

夫さん、なかなか器用だな、と見直しました。

そして、こういうものは買う専門だったぱんだぬきですが

やっぱり手作りもいいなあ、と思うようになりました。

 

 

 

 

昔は手芸、してました。

 

手芸苦手のぱんだぬきも、子どものころには

家庭科クラブに所属した経験もありまして。

手芸店で手芸キットを買って

ぬいぐるみやリボンのバッグを作ったり、

ペーパーフラワーとか、パンフラワーもかじりました。

刺繍や革細工、染色もしたことがあります。

サマードレスを自分で縫い、

縄編みのセーター編んで

普段着に着ていたこともあります。

 

子どもが出来てからでも、

ビーズ細工、羊毛マスコット、

クラフトバンドのかご編み、指編み、

新聞紙や牛乳パック系ののエコ手芸など

子どもと一緒にできる手芸などはやってきました。

子どもに着せるセーターも一枚くらい編んだかな。

 

久しぶりの手芸です。

 柿渋染めは久しぶりの手芸です。

気が付いたら、買ってきた柿渋、

使い終わっていました。

踏み台も、トートバッグも、ざるも、

作業着にしようと、ワンピースまで。

 今は干して、色が付くのを待っています。

日に当たることで段々発色するのです。

久しぶりでも、始めてみると

子どものころの作業が思い浮かんだりして

意外にサクサク進みます。

今はネットで調べながらもできるので敷居が低いです。

ただ、道具や材料はネットでも買えるけれど、

手に取って見ないと素材感など分かりにくいし

お店で買えば、簡単なアドバイスがお店の人からもらえるので

慣れない物はネット買いはしないのがぱんだぬき流です。

 

 

で、何を言いたいのかというと

子どものころに、

スポーツや芸術が多くそうであるように、

ひとつの事にたくさんの時間をかけて

トコトン取り組んで、

深くやりきるのも大事だけれど

 ぱんだぬきの手芸のように、

ちょこちょこといろいろやったことがある、

といのもなかなか良いものだ、ということ。

 

スポーツや楽器など、トコトン系のお稽古では

モノにならなかった場合、

そこそこ楽しむ、という、いわば大人の趣味の方向に

転換するのが難しいことがあります。

 

たとえばピアノ。

毎週レッスンに通い家でも練習して発表会にやっと出て、

でも大人になるとピアノを全く弾かないし、

苦しかった思い出だけがよみがえる人の多いこと。

 

たとえばバレエやサッカー、選手コースのスイミング

 週三回教室に通うのが当たり前。

 

どんなお稽古事も、

楽しかった思い出になってほしいです。

苦しかった思い出も、

大人になってやり直してみたら、

けっこう、楽しいかもしれない。

 

 

トコトンやったことも、

ちょっとかじっただけのことも

子どものころの心と身体の記憶に残れば

大人になった時の宝物の一つになるんだな、

と思った、久しぶりの手芸でした。