たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

料理本たちの断捨離

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

思いついて集めていた料理雑誌の断捨離を始めました。

最近あまり見てないな、と思う棚から引っ張り出して、

並べてみました。

 

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昭和の時代からのレシピ本やグルメ情報誌など

時々広げてみながら取ってあります。

雑誌のようなものだけでもこんなにあります。

いわゆるムック本というものも多いです。

 

レシピ本を見ながら作ることは殆どないので、

ペラペラ眺めて、美味しそうと舌なめずりをし、

プロの料理の技にうっとりし、

憧れの海外の料理やお菓子、食材に心を馳せる。

そういう本たちです。

 

捨てる前に、と

ペラペラとめくってみました。

 

90年代の本を見ると、

ヨーロッパの料理やお菓子の写真がとても素朴で美味しそう。

今のように洗練されたおしゃれさはないのですが

味が想像できる、美味しそうな料理が多いのです。

まだ、ヌーベルキュイジーヌの走りの時代だったようです。

 

「四季の味」という雑誌では

色々な人がコラムを寄せています。

今では料理研究家として有名な

柳瀬久美子さんが「家事手伝い」の肩書で

寄稿しているのを見つけて

読みふけってしまいました。

 

何台か前のオーブンの取説のレシピ担当は

料理の鉄人石鍋裕さんです。

石鍋さんは私が独身のころ、80年代の後半に

高樹町の路地裏にあるクイーンアリスという

一軒家のフランス料理店のオーナーシェフでした。

 

クイーンアリスがチェーン展開する前の

最初のお店だったと思います。

フランス料理とはこういうものか、と

教えてもらったお店です。

料理もデザートも珍しく、美しく、美味しかった。

 

シェフシリーズというムック本には

中村屋グロリエッテの横溝シェフの本があります。

80年代当時、新宿の中村屋のケーキは

ウイーン帰りの横溝さんのケーキが並んでいたのです。

今、横溝さんは新百合ヶ丘の超有名店

リリエンベルグオーナーシェフです。

 

 

ケーキ屋さん巡りの本の表紙は

水沢アキさん。

今ではなくなってしまったケーキ屋さんや、

今では有名店ができたてのお店が紹介されていたり、

懐かしく楽しく、中々断捨離が進みません。

 

結局、懐かしさに勝てず、

半分くらいはまた本棚に戻っていきました。

断捨離って、難しいです。