たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

夏休み最初の週末、隅田川の花火大会

今週のお題「夏休み」

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

 

夏休み最初の週末です。

台風が近づいて天候は怪しいですが

隅田川の花火大会は開催の見込み。

ちょっと思い出話を。

 

 

夫さんの実家は

隅田川の近くにあって、

以前は毎年のように

見に行っていました。

 

場所取りをしたり、

混雑の中を歩きつづけたり、

ラッシュのような電車に乗って帰ったり

そういう事をせずに、

家に居ながらから悠々花火を見るのは

なかなかの贅沢です。

 

今は亡きおばあちゃんは昔風で

来客を歓迎する人でした。

夫さんの友達や大学の先生まで

よく遊びに来たり泊まったりしていたようです。

 

花火の日などは

夫さんら子どもたちの知り合いや

会社の同僚、取引先の人

孫の友達まで、誰でもウエルカムです。

何人来るかわからないので

早くから沢山のおにぎりや唐揚げ、

おでんや焼きそば、ぬか漬けなど

沢山のつまみを準備しました。

 

酒屋さんがケースで冷えたビールを運んできて

氷屋さんで角氷を買ってきて

ビニールプールに浮かべて

ビール、ジュース、スイカを冷やして。

 

私は気楽な次男の嫁で

あまり役には立ちませんでしたが

暑いご飯でどんどんの握りを握ったり、

きゅうりを切ったり、

ちょっとお手伝い。

子どもたちが小さかった頃には

娘は花火の音を恐がり泣き叫ぶので、

怖がって行かれない時もあり

夫さんと長男だけお願いすることもありました。

 

 

みんな花火に歓声を上げて

終わるころには眠くなってしまって。

お客様がみんな帰ると

座敷にたくさん布団を敷いて寝ました。

 

大変だったけれど、楽しかった思い出です。

子どもたちが大きくなると其々忙しく、

日帰りするようになりました。

 

また周囲に高い建物も建って

花火が見えにくくなりました。

酒屋さんも氷屋さんも無くなってしまいました。

おじいちゃんもおばあちゃんも亡くなって

長男さんに代替わりしてもう10年以上です。

 

それでも、花火大会はきっと特別。

今日もいまごろ、たくさんの料理を用意して

にぎやかに花火を楽しんでいることでしょう。

 

古臭いかもしれないけど

ぱんだぬきはいいお家に

お嫁に来たなと思います。

 

今日も隅田川の花火。

今年は夫さんと二人

ビールを片手にTVで鑑賞です。

最後まであがるといいなあ。