たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

4回の成人式

今週のお題「二十歳」

 

こんにちは、ぱんだぬきです。

今週のお題は「二十歳」

はたち。

 

それは特別な年齢です。

大人とみなされる。

選挙権が得られる。

自分の行動に責任を持たねばならぬ。

 

ぱんだぬきの心に残る成人式は4回。

自分、長男、長女、次男の成人式です。

 

ぱんだぬきが二十歳になった時は

まだ親元に住む学生でした。

区の社会人オーケストラに属していました。

祖母が振袖を買ってくれましたが

式典ではオケの団員として

黒のロングドレスを着て舞台にいました。

振袖は後で一度着て写真だけ取りました。

本当にもったいない振袖でしたが、

最近、娘も何度か着てくれて

やっとその罪悪感から逃れることができました。

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当時、ぱんだぬきはまだ反抗期気分だけで

大人の自覚はなかったかもしれません。

親や祖母の束縛が鬱陶しくて・・・

でも具体的に自分からは

行動を起こせなかったのですがね。

 

長男が二十歳になった時は

大病をした夫さんが持ち直して来たころでした。

父親の大病の後の成人だったので、

彼自身も成人は大きなことだったのではないかと思います。

母も感慨深いものがありました。

お祝いの一生物を買ってやりたいと思って

迷った挙句、英国ブランドのトレンチコートを買いました。

 

長女が二十歳になったとき。

彼女は大学の部活に忙しく、

私と買い物や遊びに行くことも

ほとんどない生活でした。

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準備にも時間が取れないし、

振袖も私の姉のものを着て

何か記念品を選びに行く時間も取れないまま

バタバタと月日が流れ、今に至っています。

・・・成人のお祝いを買ってあげていないのです。

 

夫さんは娘のリクエストで

リュックサックを作ってあげていました。

喜んで使ってくれていました。

親の私が言うのもなんですが、

こだわりの少ない、素朴な感性が彼女の良さです。

その良さに惹かれてくれる人と早い段階で出会い、、

あっという間にお嫁に行ってしまいました。

幸せそうで何よりです。

 

そして末っ子は二年前。

 

末っ子は友達が多く、交友範囲が広く

我が家で一番のちゃら男君です。

成人のお祝いには何がいい?

と聞くと、スーツがいい、とのことで

就活には使えない青いスーツを買いました。

 

成人式でも着て、

コンペで賞をもらったときにも着て、

兄弟の結婚式にも着て

着た姿を見るたびに成人のお祝いだったな、

と思い返せて母は楽しいです。

 

何はともあれ

子どもたちが皆元気に成人してくれて

心底ほっとしています。

母の役目はもう終わり。

こんな風に三人の子が成人して

家族に大きな不安がないというのは

とてもとても幸せなことだと思います。

ものすごい強運かもしれません。

ありがたい限りです。

 

若い彼らにはどんどん広い世界に

羽ばたいていってほしいと思います。