たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

子どもにとっての夏休み

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

夏休みという事で、

あちこちで子ども向けのイベントが開かれています。

 

先日伺った「みちくさくらす」さんにも

夏期学童保育や子ども向けイベントの予定がありました。

 

ネットやSNSを見ても

子ども向け工作教室や手芸教室、

遊びのイベント、学習イベント。

スポーツ体験やキッズキャンプなど

夏休みはたくさんあります。

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パンの世界でも

普段は大人だけのパン教室が

親子講座や子ども教室を行ったり、

パン屋さんがキッズイベントを開催したり。

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 ぱんだぬきも夏休みクラスをします。

 

子どもたちには

時間のたっぷりある夏休みに

新しい体験をしてほしい。

 

ワークショップの先生たちはみんな

子どもたちの無限の可能性に向けて

こんな楽しい世界があるんだよ、と

自分の持っているものを

手を広げて見せてくれます。

 

一回限りかも知れないから

いい加減でいいや、とは思いません。

一回限りかもしれないからこそ、

体験する子どもたちには

楽しさや素晴らしさを伝えたく、

苦手意識や堅苦しさを味わわせたくない、

と多くの先生が思っていることでしょう。

 

体験する子どもたちは、

まっさらな状態で新しいことに触れ

必ず何かを掴んで帰るものです。

こどもって、吸収力の塊ですから。

 

 

かたや、

働くお母さんお父さんにとって、

夏休みの子どもたちの過ごし方は

遊び、学習、食事、睡眠と生活全般にわたって

いろいろ心配はつきない事と思います。

 

色々体験させたい、と思っても

子どもはその時間が空いていても

送り迎えのスケジュールが合わず断念したり、

短時間でも子どもが一人になってしまう時間が出来たり

きょうだいの年齢によって一緒に体験できなかったり。

単発の教室に子どもを送り出すまでに、

様々な問題をクリアしなければなりません。

 

そうすると

毎日お弁当を作って学童へ送りだし

夏休みを乗り切るのが安全で安心、

という事もあるでしょう。

 

ぱんだぬきが読み聞かせに行っている

厚木の公立小学校の、放課後学童クラブでは

普段は放課後だけの数時間ですが、

長期休暇には毎日お弁当を持って

一日中を過ごすことになります。

 

狭い空間でいつも同じメンバーで

長時間過ごすのはストレスフルでしょう。

トラブルも出てくるのじゃないかな。

 

小学校のプール解放も昔と違って

先生や学生アルバイトの監視員・指導員の人手不足や

子どもの行き帰りの安全への配慮などから

やめてしまった学校も多いと聞きます。

 

 

子どもたちを取り巻く夏休みの環境は

働く大人たちの都合で大きく変わってきました。

子どもだけで自由に外遊びもできなくなりました。

子どもにとってはどんな夏休みが良いのでしょうね。

 

教室にもエアコンが設置されて、

先生たちは普通に出勤しているようになりました。

 

夏休みが一ヶ月もある必要はないのかもしれません。

夏の間は授業は進めず自由登校で補習や自習だけ、

給食を食べたら終了、

出席を取らず休むのも自由、なんていうのも

案外よいかもしれませんね。