たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

私ではないけれど・・・

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

本を買ってしまいました。

「子どもパン教室」

 

出版したのが私でないのが残念。

吉永麻衣子さんです。

私ではないけれど嬉しい。

 

子どものためのパン教室がどんどん増えたらいい。

そう思いながら、自分ではほとんど広めることもできず、

でも、それなりに頑張り続けて、かれこれ20年。

私は子どもパン教室を広めるどころか

無名のまま、本の一冊も出せてません。

 

 

私の20年をとっとと超えて、

次々レシピ開発、書籍も販売、SNSもTV出演もこなし

そして、

1人でできる子どもパン教室の出版です。

 

まだお若いのに。

お子さんも小さいのに

すごいです。

偉いです。

(いや私にも若い時はあった、何してた?)

 

これは、とうとう「子どもパン教室」が

メジャーになるときが来たかも!

嬉しいです。

 

 

20年前から10年前くらいまでは

一生懸命検索しても、

子どもパン教室は

長期休暇のお楽しみイベントだったり

ママのパン教室のおまけだったりばかりで、

私の志す「子どものためのパン教室」は

どこにも見当たりませんでした。

 

今はInstagramを見ていると

子どものためのパン教室が増えているのを実感できます。

子どもパン教室を中心に20年もやってるのは私ぐらいだけど。

 

ああ、やっぱり間違ってなかったんだ。

子どもパン教室、子どもたちにとってとてもいいことだった。

先生をしている私にもいいことがいっぱいあった。

 

みんながその良さに気付くときが来たか!

生徒さんにも、ママさんにも、そして何より先生たちにも。

やっと時代が私に追い付いてきたのかもしれない。

(なんといううぬぼれよ、と笑ってくださいね)

 

せっかく吉永さんの本も買ったので、

レシピ見ながら作ってみています。

先生が教えるための本ではなくて、

お子さんが一人で作れるように、書かれた本。

 

ふむふむ、ルビ付きなのも

私の教室レシピといっしょだわ。

最後に子どもたちのオリジナルパンの写真もある。

自由研究にパンの勉強、と言うページもある。

私のやってきたことと被ってる。

 

子どもだけでは難しい所をどうクリアするか

1人で作れるレシピにするための工夫も伝わってくる。

そうだよね、そうそう、ここ苦労したよね?

私はこうしてるんだよ、って教えてあげたい

なんて思いながら読みました。

 

cottaさんのHPにあるインスタライブも見ました。

 

吉永さん、

「最初はスティックパンで全国行脚して伝えて回ろうと思った」

って言っていました。

赤ちゃんがいてそれもままならなかったけど、

cottaさんでおうちパンマスターという資格事業を始めたのね。

 

私にないのはその行動力です。

自宅教室から抜け出ようとしなかったから広がらなかった。

そういうことなのですね。

 

そういえば、私がこどもパン教室を始めたころ、

村上祥子さんの「レンチンパン」を参考にしました。

私はレンジ発酵は使わないけれど、

粉100gに3%のイーストで作る少量のパンと言うのが

すごく心に響いたのです。

村上さんも「空飛ぶ料理研究家」と名乗ってられますよね。

どこへでも飛んで行って伝えていたのですよね。

 

やっぱり飛ばなきゃダメなんだな。

これはいけると思ったら、

自ら行動して、扉を叩かなくてはいけないのね。

 

家にいて石橋を叩き続ける20年より

扉を叩くその勇気が必要なのだとわかりました。

 

叩き続けて石橋が壊れる前に気づいてよかった。

扉を叩いたことで我楽田工房さんが力を貸してくれたように

もっと他にも叩くべき扉があるはずですよね。

 

パンのおいしさや作り易さやその種類の豊富さは

自体は村上祥子さんにも吉永麻衣子さんにも

負けていない自負があります。

私のちゃっちゃかパンたちを信じて

私も飛べるかな。

飛びたいな。

 

ぱんだぬきの子どもパン教室については・・・

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