こんにちは、ぱんだぬきです。
一斤の大きさはまちまち
新しい一斤型を買いました。
新品、ピカピカです。
古参の一斤型と記念撮影です。
これ、全部、一斤型として買った物です。
1.5斤や2斤は写っていません。
一口に「一斤」と言っても、こんなに大きさが違います。
辺の長さを計って容積を計算してみました。
左端の正角一斤型は小さめ、1350mlほど。
まん中は教室でいつも使う型で、
ちょっとスリムです。1670ml
今度買ったのはちょっとずんぐり。
容積は大きくは変らず1630mlほど。
食パン一斤は重さの決まりがある
実は食パン一斤は340g以上という決まりがあり、
包装されて売っている食パンは
340g以上を保証されています。
・・・・決まっているのは重さです。
体積は決められていないのです。
斤は重さの単位?
一斤は340gと決まっているのではなくて、
一斤と表示したら最低340gは保証されているのです。
だから、一斤≧340gで、1斤=340gではありません。
「斤」は重さの単位ではないのです。
ネットで調べると、
「斤」は中国から入ってきた尺貫法の単位で重さを表し、
1斤の重量は600gとか
米英から輸入された食パン一袋の重さで
約1ポンドを1斤としたとか
色々の説があるようです。
でも一斤で450gもの重さのパンは少ないですね。
現在、日本で「斤」は食パンにしか使わないあいまいな単位です。
ぱんだぬきが焼くいつもの二斤の食パンは
225~230gに分割した生地玉を
4個型に入れています。二斤で生地量約900gです。
一斤型で焼くときはその半分、450gになります。
一斤の食パンには一ポンドの生地玉!?
と勝手に解釈しています。
(生地量1ポンドで一斤の説は見たことありません)
1ポンドってどんな重さ?
ポンドで売られているものの代表はバターです。
業務用の大きなバターは1ポンド。
ちょっと前まで普通のバターも225g、
つまり半ポンドで売られていました。
いわゆる雪印バターで思い浮かぶ黄色い箱です。
最近は200gとか150gの箱が主流になりましたが。
新しい型で食パン二種
新しい型を早速空焼きして準備し、
まずは角食パンを焼きました。
450gの生地を入れて焼き、
焼き上がりは410gでした。
こうして写真で見ると立派ですが
一辺が普通の食パンだと12.5cmほどなのに対して
この型では9cmしかないので、
カットした時、小さいなあ、と感じます。
次は、生クリーム食パン。
たっぷりの生クリームとはちみつを入れて
バターも入れてリッチに焼いてみました。
こちらは膨らむことを予想して、
一斤の型に400gの生地。
生地量にして1割少ないですが
山食にしたので、大きく感じます。
実際、型より膨らむので大きいです。
焼き上がりです。
重さをはかると355gです。
型から抜いてみると
いつもお食パンよりかなり柔らかい感じです。
不用意に持つと潰れてしまいそう。
腰折れしそうな予感です。
キメはどうかな。
口当たりはどうかな。
カットするのが楽しみです。