たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

友チョコの思い出

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

こんにちは、ぱんだぬきです。

 娘の作った友チョコ、ブラウニー

 

娘が中学生の頃、今から10年ほど前のことです。

手作り「友チョコ」全盛でした。

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先日も書きましたが、

ぱんだぬきの家ではぱんだぬきのレシピや

ぱんだぬきの持ち合わせの材料を使って

娘は友チョコを作りました。

 

娘の作っている間

 

気を利かせて二階でほかの家事をしていました。

いい匂いがしてきたので、降りてくると・・・

 

 

テーブルに白い粉がボウルに入っておいてあります。

「これ、小麦粉じゃない?」

「あ、入れ忘れた」

 ・・・かくして初めてのブラウニーは失敗。

幸い、材料がもう一回分あったので作り直しました。

 

失敗のブラウニー焼きチョコレートのようなもので、

その晩遅くにぱんだぬきがクッキーにリメイクしました。

 

 

www.pandanuki.com

 

一生懸命、友チョコを作る子どもたち

 

手作り友チョコと言っても

材料も道具もそろっている家ばかりではないので

レシピ探し、材料集めも含めて全部自分で作る子が多かったです。

スーパーや100均のお店は女の子たちでにぎわっていました。

 

娘がお友達と交換してきた力作は

どれもその努力の跡の見えるものでした。

たぶん慣れないレシピを見ながら作っただろうマフィンや

アイシングで飾ったクッキーや

チョコを溶かして型に流しトッピングしたもの、

ラッピングの工夫を凝らしたものなど。

 

今のように動画サイトが見られるわけではなかったから

子どもたちは書いてあることを、書いてある通りに

でも何言ってるかわからない表現を適当に解釈しながら

キッチンの隅を借り、または占領して

作って来た友チョコ

 

中には思ったようにできていないだろうな、とか

ちょっと生焼けね、というのも。

そんなちょっと失敗お菓子も

その子の努力に思いを馳せると

かわいいなあ、と思います。

そうやって、全部自分で作ることを繰り返して

みんな上手になって行くんだな、と思います。

 

衛生面など、ちょっと心配なことはあるけれど、

出来るだけ子どもたちに任せてあげてほしいなと思います。

 

今日も、あちこちのキッチンで奮闘している子どもたちがいるんだろうな。