たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

雨の東京でエッグベネディクト

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

先日のこと、関東は雨模様でしたが

約束の用事があって東京へ行きました。

予定時間より少し早く行って軽く食事をしました。

雨が降ると、電車の窓を開けられず、

ちょっと換気に不安を感じてしまう、

この不安の心持が早くなくなるといいのだけどな。

 

 

いつも行列の出来ていたお店で

エッグベネディクトです。

まだ外食する人は少なく、

すんなりと入れました。

検温、手指の消毒をして着席。

一人だからもくもくと食べます。

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パンの上にハムと半熟卵とオランデーズソース。

目玉のように二つ並んできれいですね。

 

卵は半熟と言っても卵黄にはほとんど

火が入っておらずナイフを入れるととろけ出てきます。

ハムはショルダーベーコンかな。

薄いですが燻製の香りがします。

パンはイングリッシュマシンだと思うのですが、

普通のイングリッシュマフィンとは口当たりがかなり違います。

ふわっとモチモチしていて、不思議な食感。

味は全体にふわっと優しい味でした。

 

ちょっと想像と違う味でした。

 

ぱんだぬきが初めて

エッグベネディクトを知ったのは

何年も前の「嵐にしやがれ」という番組で

嵐のメンバーがレストランで作り方を教わって

作っているのを見た時。

それはオーストラリア人のシェフだったかな?

 

あんまりおいしそうだったので、

すぐにまねてみたのでした。

 

トーストしたイングリッシュマフィンに

厚切りのベーコンをカリッと焼いたのと

半熟のポーチドエッグを乗せ

ベジマイト*1を入れるオランデーデーズソースは

卵黄や溶かしバター、白ワインと贅沢でした。

 

まだ子どもたちがみんないて、

TV見ながら材料をメモし

すぐにワイワイ言いながら作って

出来た二つのエッグベネディクト

5人で分けて美味しい美味しい、と食べたのです

 

あの時のエッグベネディクト

忘れられない味でした。

でもきっと、忘れてるんですよね。

忘れているというより、

記憶の中で美化されているのかも。

 

その思い出のエッグベネディクト

ぱんだぬきの想像の中で

独自の進化を遂げていたのですね。

でも、

でも、ですよ、

自分が美味しいと思う

エッグベネディクトが一番おいしいのです。

 

そうだ、

もう一度エッグベネディクトを作って食べよう。

そう思って、

イングリッシュマフィンを仕込んでいるところです。

 

 

*1:ベジマイトはオーストラリアの国民的発酵調味料