こんにちは、ぱんだぬきです。
緊急事態宣言前から自粛が続き、
こんなことを言ってはいけないかもしれませんが
新型コロナの話題にも慣れ過ぎて
一日中、コロナの事ばかり考えてもいられません。
ピアノの練習をするにはもってこいの、
ステイホーム、自粛の日々です。
でも、レッスンやサークルといった
誰かに聴いてもらう機会がないからか
これと言って練習する曲を絞れません。
最初のころはちゃんと復習しようと
エチュードを丁寧にさらうことを
目標にしていたのですが
一度は上がった曲も、なかなか難しく、
きちんと弾けるようになる前に飽きてきてしまいます。
そこで、あれを弾いてみたり、これを弾いてみたり、
次々いろんな楽譜を引っ張り出しています。
どの曲を弾いてみても
なんとなく曲に集中できないのは
ここ数か月の閉塞感からくるものでしょうか。
そう思いつつ、
バッハのイギリス組曲を手に取りました。
二番のプレリュード、ちょっと長い曲です。
5~5年くらい前に弾いたことがありましたが
その時はそれほどと思いませんでした。
ピアノサークルのお友達が弾いていたのが素敵で、
ちゃんと弾けるようにしたいと思っていました。
弾いてみると今の気分にぴったりなきがします。
譜読みをして、メトロノームをかけて
淡々と弾けるようにするのがとりあえずの目標です。
まだまだ、所々弾き直したり、遅くなったり、ですが。
こんな時にはバッハ、いいですねえ。
聴くのもいいなあ、と思います。
先週のNHK「らららクラシック」では
一流音楽家たちが自宅から心に寄り添う音楽を送る、
というコンセプトでしたが、
何人もがバッハを選んでいました。
無心になれて、心が落ち着く、
バッハにはそういう力はあるようです。
イギリス組曲二番のプレリュード
アルゲリッチの演奏です。
弦楽器もいいんですよ。
終曲のシャコンヌが素晴らしいです。
いいなあ、バッハ。