こんにちは、ぱんだぬきです。
お昼に一人で目玉焼きとパンを食べました。
それしか作らないので、じーっと見ていたら、
フライパンの中で生卵が目玉焼きになって行く過程が
なんだかとっても興味深く思えました。
もう一度見たくて、
今朝は夫さんにハムエッグを作りました。
オムレツと違って、
目玉焼きはいい加減に作ることが多く
意識して作ったことないな、と思いました。
なんとなく真面目に作ってみました。
40数年前小学校の家庭科で実習した通りに
じっくり見ながら焼いてみました。
フライパンを火にかけてにオイルを少し、
卵を割りいれて、塩、こしょうを振る。
(確か教科書では卵は別の容器に割っておく、だったような)
蓋をする。
蓋を少しずらして、小さじ一杯ほどの水を入れる
しばらくして黄身の表面が白くなったら出来上がり。
今朝の目玉焼きは昨日見た目玉焼きとは
半熟の加減や焼き色は似たようにできましたが
音や香りがちょっと違ったような気がします。
なかなか奥が深いです。
蓋をして水を入れると油が跳ね
急激に水が蒸発し、蓋に水滴が付き、
蓋で冷えて水滴が落ち、また蒸発する。
蓋の隙からどんどん蒸気が出てくる。
目玉焼き、じっくり見ながら作ると面白いです。
ガラスの蓋によって、目玉焼きが料理ショーになりました。
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「好きな食材はなんですか?」
ぱんだぬきはこう聞かれたら、
迷わず「たまご」と答えます。
茹で卵、目玉焼き、オムレツと
卵だけの料理さえいくらでもあって
ご飯にかけて醤油を垂らすだけで一膳食べられる優れもの。
フライやてんぷらの衣にも欠かせないし、
卵とじでいろいろな素材をつなげる役目も果たす。
お菓子作りやパンにも欠かせません。
卵白と卵黄に分ければ
卵黄はマヨネーズなど、乳化剤としての働きをし、
卵白はメレンゲとして大量の空気を抱き込み、
卵白由来の塩化リゾチームは殺菌作用があって薬にも使われる。
本来、一羽の鶏になるだけのエネルギーを
秘めているだけのことはある、
素晴らしい素材だな、と思います。
鶏に感謝。