たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

パン教室 うつせみキッチンのブログはこちら

友だち追加

自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

めだまやきショー

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

お昼に一人で目玉焼きとパンを食べました。

それしか作らないので、じーっと見ていたら、

フライパンの中で生卵が目玉焼きになって行く過程が

なんだかとっても興味深く思えました。 

f:id:pandanukichen:20190203105451j:plain

もう一度見たくて、

今朝は夫さんにハムエッグを作りました。

 

オムレツと違って、

目玉焼きはいい加減に作ることが多く

意識して作ったことないな、と思いました。

なんとなく真面目に作ってみました。

40数年前小学校の家庭科で実習した通りに

じっくり見ながら焼いてみました。

 

 フライパンを火にかけてにオイルを少し、

f:id:pandanukichen:20190203105702j:plain

卵を割りいれて、塩、こしょうを振る。

(確か教科書では卵は別の容器に割っておく、だったような)

f:id:pandanukichen:20190203110112j:plain

蓋をする。

f:id:pandanukichen:20190203110212j:plain

蓋を少しずらして、小さじ一杯ほどの水を入れる

f:id:pandanukichen:20190203110259j:plain

しばらくして黄身の表面が白くなったら出来上がり。

f:id:pandanukichen:20190203105451j:plain

今朝の目玉焼きは昨日見た目玉焼きとは

半熟の加減や焼き色は似たようにできましたが

音や香りがちょっと違ったような気がします。

なかなか奥が深いです。

 

蓋をして水を入れると油が跳ね

急激に水が蒸発し、蓋に水滴が付き、

蓋で冷えて水滴が落ち、また蒸発する。

蓋の隙からどんどん蒸気が出てくる。

 

目玉焼き、じっくり見ながら作ると面白いです。  

ガラスの蓋によって、目玉焼きが料理ショーになりました。

「好きな食材はなんですか?」

 

ぱんだぬきはこう聞かれたら、

迷わず「たまご」と答えます。

 

茹で卵、目玉焼き、オムレツと

卵だけの料理さえいくらでもあって

ご飯にかけて醤油を垂らすだけで一膳食べられる優れもの。

 

フライやてんぷらの衣にも欠かせないし、

卵とじでいろいろな素材をつなげる役目も果たす。

お菓子作りやパンにも欠かせません。

卵白と卵黄に分ければ

卵黄はマヨネーズなど、乳化剤としての働きをし、

卵白はメレンゲとして大量の空気を抱き込み、

卵白由来の塩化リゾチームは殺菌作用があって薬にも使われる。

 

本来、一羽の鶏になるだけのエネルギーを

秘めているだけのことはある、

素晴らしい素材だな、と思います。

 

鶏に感謝。