こんにちは、ぱんだぬきです。
今日は半年ぶりに小学校へ読み聞かせに行きました。
ぱんだぬきの属する読み聞かせの会は
コロナの影響で録画上映をしていたのですが
今回、試験的に昼の読み聞かせを
リアルで行ってみることになったのです。
学校側も読み聞かせの会も試行錯誤しながらの再開です。
一、二年生の希望者だけを対象にしました。
これまでは床に子どもたちが座りましたが
今回はスペースを取って椅子を並べます。
普通教室の二倍ほどの広めの図書室ですが
並べる椅子は30脚、密を避けて先着30名だけの読み聞かせです。
読み手はマスクをして、検温して集合。
チェックリストに体調を書き込んで学校へ提出。
声を貼らないで済むよう、ピンマイクを使用。
選本も工夫しました。
一年生は初めてなので短く聞き取りやすい本。
絵が大きく、後ろの方でも見やすいこと。
明るい気持ちになるような内容。
ぱんだぬきは
これを読みました。
途中、笑い声がおこったり
「あ、オタマジャクシ!」など
声を出す子がいると
「しーっ」と注意がされたようです。
子どもたちはお行儀良く静かに聞いても
楽しんでくれていたように思いますが
周りの友達と一緒に自由に楽しんでいる、
という雰囲気はありません。
昼休み終わりの5分前でしょうか。
「○○時○○分になりました、
校庭にいる前半の生徒から無言で校舎に入りましょう。
手をよく洗って教室に入りましょう。」
と言う校内放送がかかります。
小学校でのアフターコロナ、
先生も生徒も起きてしまっていることを受け入れ
出来る範囲で対策をしていることがよくわかりました。
それでも、マスクで表情の見えない友達や先生。
大きな声で笑うことも許されない。
家庭内から学校へと社会性を広げていく大事な時期に
物理的な距離を取ることは
心理的にも距離を取ることになっていそうです。
もう少し何とかならないものか、と
もどかしい思いがしました。
難しいですね。
ぱんだぬき立ち、読み聞かせの会も
読み聞かせを終えて、
動かしたイスとテーブルを元へ戻し、
お母さんたちと雑談をしながら
使った椅子や動かしたテーブルの消毒をしました。
他の学校は読み聞かせやPTA活動は
どのようにしているんだろう?
子どもたちはこんな状態が長く続いて、
どんなふうに影響が出るんだろう。
本の読み聞かせが始められた安堵とともに
漠然とした不安が浮かんできました。
子どもたちの健やかな成長を祈るばかりです。