こんにちは、ぱんだぬきです。
母の入居する老人ホームの玄関ホールには
アップライトのピアノが置いてあります。
ちょっと弾くとびっくりするくらい音が響きます。
古いピアノ特有の懐かしい音です。
私の祖母は明治の北海道のミッションスクールの出身で
晩年は教会でオルガンを弾いていました。
祖父母の家には古い、象牙の鍵盤のピアノがありました。
母もソナチネくらいまで、
学校の音楽の先生にピアノを習ったようです。
私の小学校のPTAの合唱で
伴奏を弾いたのを見た記憶があります。
「ピアノが一番いいねえ・・」と言います。
母は脳梗塞で半身不随になりピアノは弾けなくなりました。
私は時々、母にピアノを弾いてあげることにしています。
今日は日曜日で、一階のデイサービスもお休みで
さらに事務の人も少なくて、
下手でもピアノを弾くには丁度よい感じです。
気分にむらのある母ですが、
今日は落ち着いていたので
部屋から連れ出しました。
モーツアルトとバッハを少し弾いた後に、
「ふるさと」「おぼろ月夜」「遥かな友に」
ピアノに合わせて歌いました。
唱歌はいいなあ、と思います。
珍しく、「ピアノが聴けてとてもよかった」
と言っていました。
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夕方買い物から帰って、庭の点検。
何故か門のところに黒蟻の集団がわらわら。
家に入るわけではなさそうなのでそのまま放置。
ブルーベリーはもう落ちそうに熟れた実があります。
一部は鳥(?)にやられた模様。
数日前に蒔いたレタスの種と
分葱は芽吹いていました。
ちょっと涼しいのが良かったみたい。
もしやと思って探してみると
ちいさな茗荷を見つけました。
初物です。
冷奴の薬味になりました。
春から秋口まで、庭は活動の季節です。
毎日毎日、どんどん変化して
楽しませてくれます。