たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

鏡開きとぜんざい

こんにちは、ぱんだぬきです、

 

今日は1月11日。

ぱんだぬきは今日が鏡開きだと思っています。

でも、実は鏡開きの日は地域によって違うと最近知りました。

まあ、でも1月11日でいいことにしましょう。

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ぱんだぬきはこれまで鏡開きは毎年ぜんざいでした。

小豆をゆでて砂糖をたっぷり入れて、

もうちょっと煮詰めたらもう餡子だよ、

というぜんざいを作るのが慣例でした。

 

 

いつも鏡餅を飾るのを担当している次男は

ぜんざいが大好きで、鏡開きを楽しいにしていました。

ぱんだぬきも何となくいつもの習慣で小豆は買ってあります。

次男も咲く春に家を出ているのでラインで聞いてみると、

学年末の課題に忙しく、ぜんざいは食べたいものの、

鏡開きには帰れない、と言います。

 

そんなわけで、今年は夫と二人きり。

お正月から食べ過ぎでお腹周りの気になる2人。

ぜんざいを煮たら、美味しく食べる2人。

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更にお腹周りを肥やすわけにはいかないので、

小豆を煮るのは延期し、鏡餅は解体しました。

パック入り角餅が7個です。

お雑煮でもしましょうか。

 

鏡開きと言えば、

ぱんだぬきが勤め人だった頃、

会社の玄関には仕事納めの日に飾った大きな鏡餅

鏡開きの1月11日には解体していただきました。

食堂のおばちゃんたちが残業をして

お汁粉を作ってくれていました。

午後2時か3時ごろになると

「用意が出来ましたので食堂にお集まりください」

と放送が流れて、

みんなお餅を頂きました。

 

鏡餅は二つ重なった部分がかびて、

乾燥してはいったヒビの奥まで緑色になったりして

食堂のおばちゃんたちは取ってくれていたんだろうけど

それでもところどころカビの苦さがあって。

昔は餅のカビは大丈夫、なんて言ってたので

みんな気にせず、縁起物としていただいていました。

 

今ではかびたお餅を会社で出す、なんてないだろうな。

ちょっとノスタルジーに浸ってしまいます。

懐かしい思い出です。