暑い暑いと、二か月の間汗だくでしたが
急に涼しくなりました。
夜はタオルケットでは寒くて、
薄い羽毛の夏掛けを出しました。
秋分の日にはちょっと早いけれど
地面から彼岸花の蕾がにょきにょき出ています。
もう赤い色が見え隠れしています。
雑木林の日陰で、日照時間が短めの場所では
昼の長さと夜の長さが同じなんですね。
この花を見ると、
「花さきやま」という絵本を思い出します。
文化祭の終わった近所の高校では
植え込みを覗き込むと黄色くなったぎんなんがちらほら。
校門の両脇の大きな銀杏の木から落ちたものです。
臭いけれど、果肉を洗い落して、ちょっと干して
塩炒りにして食べるとおいしいんですよね。
ぱんだぬきは、むかしむかしの学生時代に
ぎんなんをたくさん拾ってかぶれたことがあるので
ちょっと魅力的だなと思っても、ぎんなんは拾いません。
銀杏の木を見上げると青い空に白い雲。
もう夏の空ではありません。
赤とんぼも飛んでいます。
「小さい秋見つけた」の季節かな。
ピアノに編曲した楽譜があったはず、
練習してみよう、と思うのでした。