たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

こいのぼりなう

こんにちは、ぱんだぬきです。

 

今日はピアノサークルの日で

お天気が良かったので往復歩いて会場へ。

 

ピアノの事については、

色々思うことがありまとまらず

また改めて書きたいと思います。

 

今日は、何を書きたいかというと、

これです。

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会場へ行く途中に恩曽川という川が流れていて、

田んぼへ水を引くためのような川ですが、

ちょっと親水公園のようになっています。

 

周囲は田んぼで見晴らしが良く、

気持ちよさそうにたくさんの鯉が泳いでいます。

住民からの寄付で集まった鯉たちだろうと思います。

 

思わず

「い~ら~か~の な~み~と~

 く~も~の~なみ~♪」

と歌ってしまいます。

 

昨年、新国立美術館で見た、

「こいのぼりなう」と言う素敵な展示も思い出しました。

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この展示もゆらゆらと風にそよいで幻想的でしたが

 

 

やっぱり鯉のぼりは青空を悠々と泳ぐのが本道だ、

と思ってしまう今日の鯉のぼりたちです。

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川面のはるか上を泳ぐたくさんの鯉のぼり、

あちらこちらで見られるようになりました。

男の子が大きくなって、

節句に鯉のぼりを上げないようになったものでしょう。

 

そう言えば、一昔前、いや、ふた昔前かな、

ぱんだぬきが子どもを育てはじめた頃には

こういう大きな鯉のぼりが

あちこちの農家の庭のポールに上がっていて

電車の窓からいくつも見えたものです。

最近は農家の大きなお家にも

ほとんど見られなうなりました。

 

子どもの成長を祝うすてきな文化ですが

少子化の影響なのか、多世代の同居が減ったからか

鯉のぼりのようなものにお金をかけない時代になったからか

鯉のぼりをつくる職人さんがいなくなってきたのか

何とも寂しい気がします。

 

そう言いつつ、

ぱんだぬきの家でも男の子が二人もいたのに、

せいぜい1m位の鯉のぼりを

二階の窓から家のフェンスに貼ったロープにくっつけて

屋根より低い鯉のぼりしかなかったなあ。

 

 

この川面の鯉のぼりもとっても素敵だけれど

鯉のぼりのお古を寄付してくれるお家が無くなったら

鯉のぼりは本当に姿を消してしまうかもしれない・・・

文化を継承していくには

かなりな努力を要するのだ、

とつくづく思いました。