こんにちは、ぱんだぬきです。
今日はピアノサークルの日で
お天気が良かったので往復歩いて会場へ。
ピアノの事については、
色々思うことがありまとまらず
また改めて書きたいと思います。
今日は、何を書きたいかというと、
これです。
会場へ行く途中に恩曽川という川が流れていて、
田んぼへ水を引くためのような川ですが、
ちょっと親水公園のようになっています。
周囲は田んぼで見晴らしが良く、
気持ちよさそうにたくさんの鯉が泳いでいます。
住民からの寄付で集まった鯉たちだろうと思います。
思わず
「い~ら~か~の な~み~と~
く~も~の~なみ~♪」
と歌ってしまいます。
昨年、新国立美術館で見た、
「こいのぼりなう」と言う素敵な展示も思い出しました。
この展示もゆらゆらと風にそよいで幻想的でしたが
やっぱり鯉のぼりは青空を悠々と泳ぐのが本道だ、
と思ってしまう今日の鯉のぼりたちです。
川面のはるか上を泳ぐたくさんの鯉のぼり、
あちらこちらで見られるようになりました。
男の子が大きくなって、
お節句に鯉のぼりを上げないようになったものでしょう。
そう言えば、一昔前、いや、ふた昔前かな、
ぱんだぬきが子どもを育てはじめた頃には
こういう大きな鯉のぼりが
あちこちの農家の庭のポールに上がっていて
電車の窓からいくつも見えたものです。
最近は農家の大きなお家にも
ほとんど見られなうなりました。
子どもの成長を祝うすてきな文化ですが
少子化の影響なのか、多世代の同居が減ったからか
鯉のぼりのようなものにお金をかけない時代になったからか
鯉のぼりをつくる職人さんがいなくなってきたのか
何とも寂しい気がします。
そう言いつつ、
ぱんだぬきの家でも男の子が二人もいたのに、
せいぜい1m位の鯉のぼりを
二階の窓から家のフェンスに貼ったロープにくっつけて
屋根より低い鯉のぼりしかなかったなあ。
この川面の鯉のぼりもとっても素敵だけれど
鯉のぼりのお古を寄付してくれるお家が無くなったら
鯉のぼりは本当に姿を消してしまうかもしれない・・・
文化を継承していくには
かなりな努力を要するのだ、
とつくづく思いました。