たぬきのぱんやさんにっき

おいしいこと、季節のこと、思うこと

厚木市の自宅と東京でパン教室をしています。

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自己肯定感を育むこどもパン教室がライフワークです。ぱんだぬきの日常のあれこれ、料理、ピアノ、絵本の読み聞かせなどについてを飾らず書き綴りたいと思っています。

キアゲハの旅立ち

こんにちは、ぱんだぬきです。

今日は虫の話です。

画像は入れてありませんが

次のぱんだぬきの画像の下、思いっきり虫の話です

それでも嫌いな人はごめんなさい。

 

 

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ぱんだぬきは比較的虫が好きです。

幼虫系も、脱皮し、成虫になったら何になるのか気になって

ちょっと飼ってみてしまう、変なおばちゃんかもしれません。

 

 

この季節、大きな緑のあでやかな縞々のイモムシを見かけます。

キアゲハの幼虫です。アゲハの幼虫に比べてとっても派手です。

アゲハはミカンや柚子などかんきつ類の木に多くつきますが

キアゲハはアシタバやニンジン、三つ葉などセリ科の植物に着きます。

はらぺこあおむしはなんでも食べる食いしん坊ですが

基本、虫は好き嫌いが多く、それしか食べないヤツラです。

五齢では、さなぎになるのに適したところを探して歩きまわります。

 

お盆のころ、出先から帰ってきたらちょうど門のところを

この五齢の幼虫が歩いていました。

今夜さなぎになるんだなと思って、

野菜用の支柱に上らせ様子を見ました。

思った通り、幼虫のまま一晩寝て、

一度脱皮して、さなぎになりました。

そのさなぎのなかでは何がどう変化しているのか

不思議でなりませんが、毎日見ても何もわかりません。

 

それから約二週間、満月の日に羽化して

綺麗なキアゲハとなって

明るい方へ飛んでいきました。

 

その日から庭にキアゲハを見ると

お帰り、と思ってしまいます。

あのキアゲハではないかもしれないのに

どのキアゲハもかわいいと思えちゃうんですよね。

育てるって、楽しいことです。

 

・・・・でも

近所の空き地に、アシタバが植わっているのですが

昨日キアゲハの幼虫が30位ついていました・・・・

あの色ですから、ちょっとグロテスク・・・。

でも、蜂に襲われているのもいましたし、

目立つようになると鳥にも襲われるでしょう。

今日見ると一匹一匹は大きくなっているものの、

一晩で数は半分くらいになっていました。

さなぎになるのは何匹でしょう。

さなぎになれても別の生き物に狙われます。

生き残るって、大変な事です。